Panorama Photograph With Sony DSC HX30V ソニーサイバーショット レビュー:パノラマ編

    ソニーのコンデジにある共通の機能はスイングパノラマです。

    スケールの大きい、特に横長く撮りたい場合は非常に重宝したい機能です。
    この機能は三つのモード、つまり標準(STD)、ワイド(WIDE)、高解像(HR)があります。一番迫力あるのは、その高解像です。カメラを縦にして、撮影するわけですが、何と10480×4096(43Mピクセル)の大パノラマ画像を撮れます!

    但し、上のリンクにあるパノラマ写真講座で紹介されているコツを含め、以下の注意点があります
  1. 撮影時ある程度の速度が必要。特に高解像の場合、適度な早さがないと、途中でとん挫する
  2. 一番変形の少ないのは、円形の景色・構造物の中心に立って撮影する場合
  3. 露出は適切なところに合わせておかないと、白・黒トビの激しい画像になってしまう
  4. できれば三脚の使用はお勧め

    以下は撮影の例です。すべて手持ちによる撮影です。品質に関する評価は、ざっくり「中」とさせていただきます。大きいな構造物のない形式ですと、問題なく綺麗に接合してくれます。しかし、奥行きの変化が激しい対象物は接合ずれが目立ちます。原理上では難しいが、特に分かりやすかったのは、小さい仏像が円形上に林立したシーンでした。仏像が切断されるようなところはありました。また、高解像の撮影もしてきましたが、標準とワイドよりも失敗しやすいです。二、三回挑戦して一回くらい成功する感じでした。迫力を伝えられるような方法はまだ模索中ですので、あえて作品例を割愛しました。

    少なくとも、視野の広い大自然ではいとも簡単に感動作品を作れます!嬉しい限りです。

二見ケ浦にある夫婦岩
二見ケ浦にある夫婦岩。標準モード。
撮影場所(GPS内蔵の醍醐味!)
阿蘇山で撮影。WIDE(横)。雲と広々とした大地は圧巻!
撮影場所
都庁前での撮影(標準)。中心投影の変形は目立つ。
また、手持ちによる水平位置からのずれも酷い
接合エラーも分かりやすく判明できる

Popular posts from this blog

Review of Zoom Nikkor 75-300m F4.5-5.6 ニコンのオールドレンズビュー

TAMRON 159A 28-70mm F/3.5-4.5 タムロン・マニュアルレンズレビュー

Review of NIKKOR-Q AUTO 135mmF3.5 ニッコールオートレンズレビュー