Review of Fujifilm FinePix F10 富士フィルム・コンパクト・デジタルカメラ レビュー
FUJIFILMオフィシャルHPによると、主な仕様は以下の通りです。
バッテリーはNP-120です。
発売されたのは2005年3月で、当時の価格は5万円前後でした。ジャンク屋で1000円で購入しました。外観に若干んキズがあり、箱や付属品もないが、バッテリ付きです!!!
発売から早くも10年経ちましたね。
ISO1600で最大解像度での撮影が可能という点も、当時のコンパクトデジカメとしては画期的だったそうです[2]。
1/1.7型・有効630万画素「スーパーCCDハニカム V HR」と「リアルフォトエンジン」を搭載です。
1型のセンサーの面積が13.2×8.8=116.16mm2で、1/1.7型が7.5×5.6=42mm2です。つまり面積比は116.16/42=2.77です。ソニーのRX100は2090万画素(有効2020)ですので、画素数は2020/630=3.2です。つまり、RX100の方は画素あたりの面積が小さいです。DSC-RX100M5となると、総画素数は10万アップで2100で僅かながらさらに小さくなっています。
操作性や液晶ディスプレーの性能、AF速度などはカメラに慣れている人ならば、あまり問題ありません。その性能に合わせて使っていけばいいからです。
画質はその前の機種のように、無理やり倍ぐらいの解像度を出さずに、センサーの本来の力に合わせて絵作りしているので、綺麗そのものです。特に照明条件のよい環境であれば、忠実に被写体を再現できます。
無理していないお蔭で、絵に“締まり”も出たという評価もあります[3]。
色に関しては、好みの問題になるので、一概には言えませんが、目立つような違和感はありません。
屋外の作品例です。
参考リンク
[1] FinePix F10購入記:F401との比較や、使用例、故障と修理歴、その後継機種の感想等興味深い内容
[2] オールドデジカメの凱旋:富士フイルムFinePix F10(2005年)
[3] 暗所でも手ブレ知らず――“高感度”デジカメ「FinePix F10」:ITMediaによるレビュー
有効画素数 | 630万画素 | |
撮像素子 | 1/1.7型スーパーCCD ハニカムHR 原色フィルター採用 総画素数663万画素 | |
記録メディア | xD-ピクチャーカード(16MB~1GB) | |
記録方式 | 静止画 | DCF準拠 圧縮:Exif Ver2.2 JPEG準拠/DPOF対応 |
動画 | DCF準拠(AVI形式、Motion JPEG) | |
音声 | WAVE形式、モノラル | |
最大記録画素数 | 2848×2136ピクセル(610万画素) | |
記録画素数 | 2848×2136ピクセル/3024×2016ピクセル〈3:2〉/ | |
2048×1536 ピクセル/1600×1200ピクセル/640×480ピクセル | ||
レンズ | 名称 | フジノン光学式3倍ズームレンズ |
焦点距離 | f=8.0mm~24.0mm(35mmフィルム換算、36mm~108mm相当) | |
開放F値 | F2.8~F5 | |
デジタルズーム | 最大約6.2倍(光学3倍と併用して最大18.5倍) | |
絞り | F2.8~F8(10 段) 1/3EVステップ | |
撮影可能範囲 | 標準:約60cm~∞/マクロ:[広角]約7.5cm~80cm、[望遠]約30cm~80cm | |
撮影感度 | AUTO、ISO80/100/200/400/800/1600 | |
測光方式 | TTL64分割測光 マルチ/スポット/アベレージ |
バッテリーはNP-120です。
発売されたのは2005年3月で、当時の価格は5万円前後でした。ジャンク屋で1000円で購入しました。外観に若干んキズがあり、箱や付属品もないが、バッテリ付きです!!!
発売から早くも10年経ちましたね。
ISO1600で最大解像度での撮影が可能という点も、当時のコンパクトデジカメとしては画期的だったそうです[2]。
1/1.7型・有効630万画素「スーパーCCDハニカム V HR」と「リアルフォトエンジン」を搭載です。
1型のセンサーの面積が13.2×8.8=116.16mm2で、1/1.7型が7.5×5.6=42mm2です。つまり面積比は116.16/42=2.77です。ソニーのRX100は2090万画素(有効2020)ですので、画素数は2020/630=3.2です。つまり、RX100の方は画素あたりの面積が小さいです。DSC-RX100M5となると、総画素数は10万アップで2100で僅かながらさらに小さくなっています。
操作性や液晶ディスプレーの性能、AF速度などはカメラに慣れている人ならば、あまり問題ありません。その性能に合わせて使っていけばいいからです。
画質はその前の機種のように、無理やり倍ぐらいの解像度を出さずに、センサーの本来の力に合わせて絵作りしているので、綺麗そのものです。特に照明条件のよい環境であれば、忠実に被写体を再現できます。
無理していないお蔭で、絵に“締まり”も出たという評価もあります[3]。
色に関しては、好みの問題になるので、一概には言えませんが、目立つような違和感はありません。
屋外の作品例です。
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天辺に3倍ズーム |
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中野サンプラザのカリヨン時計 |
中野サンプラザのカリヨン時計にズームイン ディテールの再現にご注目! |
室内の作品例です。
マクロ撮影の作品例です。因みに、後継機種のFinepix F11とFinepix F30の最短撮影距離は「[広角]約5cm~80cm[望遠]約30cm~80cm」となりました。広角側だけは2.5cmほど近く寄れるようになりました。
偶然同じものを同じ千円でまた購入しました。今度箱こそはないが、外見はとても綺麗で、付属品も殆どついています。バッテリも相当元気で、ご自慢の数百枚撮りの実力を見せられます。
後日さらに箱とすべての付属品がそろっていて、本体に僅かな傷がついているFinepix F10を千円で購入しました!やはりxDピクチャーカードが入手困難だからこの程度の値段しかつかないでしょうね。おかげでバックアップをこれだけ入手入手しやすくなっています。
食べログの例です。
以下はキャノンのIXY810ISとの比較です。
まず、元サイズの画像です。両方とも自動モードで撮影しましたが、たまたま両方とものISOは400になっています。
320x320画素の当倍切り出しです。ノイズの差は一目瞭然です!さすがに名機のF10です!
食べログ例です。
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東京駅丸の内出口の暗めの照明でも問題なし! |
マクロ撮影の作品例です。因みに、後継機種のFinepix F11とFinepix F30の最短撮影距離は「[広角]約5cm~80cm[望遠]約30cm~80cm」となりました。広角側だけは2.5cmほど近く寄れるようになりました。
夏の終焉が近づいてきた |
またマクロ。小さくクモにピントしっかり合ってくれた! |
ゴールデン街にあるユニックなドア |
望遠側の画質もばっちり!老朽化がかなり進んだRX100に圧勝! |
夜の商店街 ISO800 ノイズは殆ど分からない程度 |
食べログの例です。
広角側(8mm)のマクロ。手前の餃子の変形は目立つ |
ズーム側(22.1m)のマクロ。前後の餃子とも均等に写ってある |
まず、元サイズの画像です。両方とも自動モードで撮影しましたが、たまたま両方とものISOは400になっています。
Finepix F10。f/2.8 1/160 8mm ISO 400 |
Canon IXY DIGITAL 810 IS f/2.8 1/200 5.8mm ISO 400 |
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Finepix F10 |
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Canon IXY DIGITAL 810IS |
すしざんまいのランチメニュー「あやめ」(1.5人前) f/4 1/70 16.1mm ISO 800 |
マクドナルドの月見マフィン |
参考リンク
[1] FinePix F10購入記:F401との比較や、使用例、故障と修理歴、その後継機種の感想等興味深い内容
[2] オールドデジカメの凱旋:富士フイルムFinePix F10(2005年)
[3] 暗所でも手ブレ知らず――“高感度”デジカメ「FinePix F10」:ITMediaによるレビュー