Steinheil Culminar 85mm f2.8 review シュタインハイル クルミナー レンズレビュー
参考リンク[6]によると、「Culminar(クルミナー) 85mm F2.8はオーストリアの数学者 J.M.Petzval ( ペッツバール )が19世紀半ばに設計した Orthoscope ( オルソスコープ )を祖とするポートレート撮影用レンズである」。さらに、「Culminar 85mm F2.8は1948年にSteinheil社製のカメラCasca IIの交換レンズとして登場した。ところが、Casca IIの売れ行きは全く不振だったため、後に対応マウントをライカM39(L39), M42, Exaktaにも広げ交換レンズ単体としても売られるようになった。」 基本仕様は以下の通りです。 絞り:F2.8から32まで 絞り羽:16枚 最短撮影距離:1.1m 重量:272g 長さ:81mm フィルタ径:36.5mm 「Made in Germany U.S. Zone」で、戦後の連合国軍による統治下で生産されたレンズです[7]。 16枚絞り羽のお陰でバブルボケは見事! Fujifilm X-T1 税別1万6千円で購入しました。2万6千と2万9千円のものもありましたが、個人的にはたいしてよいわけでもなかったので一番安いものにしました。違いは絞りリングが若干緩いことです。 目立った歪みはない 買う前にも不満な点はありました。レンズの傷やクモリは古い(かなり)レンズだから納得しているが、使いにくそうなのは絞りリングを回すと、ピントリングも連動してしまうところです。先に絞りを決めてから撮影すればいいでしょう。 描写が柔らかくてボケはふんわり 中国語訳は「斯坦海爾」のようです。 参考文献 [1] シュタインハイル クルミナー 85mm f2.8 [2] Steinheil Munchen Culminar 85mm F2.8 VL [3] Steinheil Munchen Culminar 85mm f/2.8 _ exakta mount [4] Steinheil The free camera encyclopedia [5] Steinheil München 8.5cm F2.8 Cul...