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Showing posts from August, 2019

Review of LAOWA 7.5mm F2 MFT ラオワ超広角レンズレビュー

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LAOWA (ラオワ)とは、中国の「 Venus Optics 」というメーカーのブランド名で、漢字表記で「 老蛙 」です。会社は中国安徽省(あんきしょう、Anhui province)の合肥市(ごうひし、がっぴし)を拠点とし、社名はAnhui ChangGeng Optics Technology Company Limitedです。 新宿歌舞伎町 DMC-GM1に相応しいレンズ! 参考リンク[1]では、 LAOWA 7.5mm F2 MFT をOlympusのM.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PROと比較して見ましたが、画質的には隅の方は7-14は少し劣るくらいで、極めて近い結論でした。 F2のボケ具合 XIAOMI YI TECHNOLOGY M1カメラ MFだけで、7.5mm固定で、画角が0.5mmと僅か狭い、絞り情報が残らないというのは7-14との最大な差です。 しかし、 価格 は7-14の 半分 くらいで、 開放はF2 (同F2.8)、 重量は170g (同534g、約1/3)、 サイズは玉子よりも小さい (φ50 x 55 mmvs同φ78.9x105.8mm)、 最短撮影距離12cm (同20cm)、 フィルター接続か (同不可)等々を考えると、マイクロフォーサーズの一押しの超広角レンズでしょう。 都庁からの眺め パナソニックLEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm/F2.8-4.0 ASPHもM.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PROとほぼ同様の仕様ですので、比較するとやはり本レンズに同様なメリットがあります。 LAOWA 7.5mm F2 MFTの仕様概要は以下の通りです。 発売日 2017.6月上旬 絞り羽根 7枚 最短撮影距離 0.12m 最大撮影倍率 0.11倍(35mm判換算0.22倍相当) 質量 170g フィルター径 46mm 最大径 φ50 x 55 mm 護国寺本堂の横側の門 レンズの歪曲具合を分かる被写体 参考リンク[3]の画質評価は「絞り開放では、周辺部の解像にやや甘さが感じられるものの、超広角レンズにありがちな周辺部の放射状、同心円状の流れや像の乱れはほとんど感じない。画面中央

Review of Nikon COOLPIX 3700ニコン・カメラレビュー

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COOLPIX 3700は2003年12月に発表された製品で、価格はオープンで実売は3万円を切るそうです。   ニコンのオフィシャルHPによると、主な仕様は以下の通りです。 型式 ニコンデジタルカメラE3700 有効画素数 3.2メガピクセル 撮像素子 1/2.7型原色CCD(総画素数:3.34メガピクセル) 画像サイズ(pixel) 高画質(2048★)/標準(2048):2048×1536、 エコノミー(1600):1600×1200、パソコン(1024):1024×768 TV(640):640×480 レンズ 3倍ズームニッコールレンズ、 f=5.4~16.2mm (35mm判換算:35~105mm相当) F2.8~F4.9(6群7枚) オートフォーカス コントラスト検出方式、マルチエリアオートフォーカス可能、 AF補助光付 撮影距離 レンズ前約30cm~∞、[マクロモード時:約4cm(ズームのミドルポジション)~∞] 本体の正面にはCOOLPIX 3700となっていますが、EXIF情報にはCOOLPIX E3700となっています。 炎天下 ƒ/4.8 1/255 5.4 mm ISO 50 Googleフォトの「 眺望 」フィルター 参考リンク[2]と[4]によると、SDカード採用のコンデジの初の製品です。2003年秋には、SONYがDSC-T1を発売し、500万画素のコンデジを市場に投入、2月に発売されたCanonのエントリー機IXY DIGITAL 400が400万画素ですので、本機は画素数でいうと、控えめの仕様になります。 一つ特徴的な仕様は、セルフモードで音声でのリリースです。 スナップ 広角 ƒ/2.8 1/95 5.4 mm ISO 50 スナップ 裏路地 ƒ/2.8 1/208 5.4 mm ISO 50 遠景 光学3倍ズーム ƒ/4.9 1/32 16.2 mm ISO 50 マクロ アジサイ ƒ/2.8 1/148 5.4 mm ISO 50 広角・ズーム比較 広角 ƒ/4.8 1/244 5.4 mm ISO 50 光学3倍ズーム ƒ/4.9 1/185 16.2 mm ISO 50 光量の少ないところには苦手ですが、 マクロでぎり