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Showing posts from December, 2017

RICOH GXR+P10 Review リコー・カメラ・レビュー

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RICOH LENS P10 28-300mm F3.5-5.6 VCは2010年6月4日に発売されました。今でも、アマゾンから35,480円で購入できます。発売当初の量販店での実勢価格は単体で3万円弱でした。  f/15.4 1/500 52.5mm ISO 1600 都庁第一本庁舎の頂上もこの通り RICOHのオフィシャルHP によると、「高倍率ズームレンズの設計で難しいのは、軸上・倍率の色収差や球面収差の補正です。 RICOH LENS P10 28-300mm のレンズ構成は7群10枚。4枚5面の非球面レンズを使用することで、10.7倍ズームとしてはシンプルな構成と諸収差の補正を実現しました。広角側から望遠側までクリアでシャープ。どのシーンも鮮明に美しく描写します。」 f/3.5 1/200 4.9mm ISO 100 UFOキャッチャーの照明 [2]によると、「そのP10だが、撮像素子とレンズのスペックは同社コンパクトデジカメ「CX3」と同一。しかし、絵作りについてはGXRのテイストになるよう調整が行われているほか、CX3では用意のない、かゆいところまで手が届く撮影設定の快適さがGXR&P10ユニットの特徴といえる。」当然設定機能以前にRAW出力があるのは最大な違いでしょう。 f/3.5 1/100 4.9mm ISO 100 路地裏撮影。コントラストの高い景色 魅力的に感じるのは、「 連写速度はRAWモード撮影時で約5コマ/秒(ノイズリダクションOFF時)と変わらない。ただし超高速連写[HI]設定時には最速約120コマ/秒(640×480ドット)の撮影が可能となった。CMOSセンサーの高速読み出し特性を活かしたP10カメラユニットならではの機能である。」と言うところでしょうか。 f/3.5 1/100 4.9mm ISO 100 新宿アイランドタワーLOVEオブジェ;28mm換算は十分使いやすい 変形や周辺減光・画質劣化などが酷いにしても、1cmマクロは有難い機能でしょう。 [4]によると、主な仕様は以下の通りです。 撮像素子 1/2.3型CMOSセンサー(総画素数1060万画素) 焦点距離 4.9 ~ 52.5mm(35mm 換算値28 ~ 300mm) F値 F3.5 ~ F5.6 撮影

Kyocera Finecam S3L Reivew京セラデジタルカメラレビュー

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Kyocera Finecam S3Lは2002年10月下旬発売された商品で、上旬価格は62,000円でした。 これはよほど売れなかったか、人気がまったくなかったからでしょうか、「kyocera finecam s3l」を使ってGoogleで検索すると、僅か7,610の結果しかないです。しかも、本当にこのFinecam S3Lに関する記事はほんの一握りです。その全身の S3 (2001年4月下旬発売)はより人気があったようです。 f/2.8 1/500 21.9mm ISO120 望遠側。105mm換算 CyoceraのオフィシャルHPすら見つからないので、[4]から主な仕様を以下の通り引用します。 Image ratio w:h 4:3 Effective pixels 3 megapixels Sensor photo detectors 3 megapixels Sensor size 1/1.8" (7.144 x 5.358 mm) Sensor type CCD Focal length (equiv.) 35–105 mm Optical zoom 3× Maximum aperture F2.8–4.8 Digital zoom Yes (1.3x, 1.6x, 2 x) Manual focus Yes Normal focus range 55 cm (21.65″) Macro focus range 12 cm (4.72″) Minimum shutter speed 1 sec Maximum shutter speed 1/2000 sec Aperture priority Yes Weight (inc. batteries) 205 g (0.45 lb / 7.23 oz) Dimensions 92 x 58 x 33 mm (3.62 x 2.28 x 1.3″) 1.8型(7.144x5.358mm)のセンサーで有効画素数が334万ですので、今の1型よりも贅沢な仕様です。 f/2.8 1/60 7.3mm ISO 120 画角比較1:広角側 f/2.8 1/90 21.9mm ISO 200 画角比較1:暴

Nikon COOLPIX S7 Reivew ニコン・クールピックス・レビュー

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COOLPIX S7は2006年9月22日に発売され、実売価格は4万円程度でした。 [1]ではとても素晴らしいレビューをしているので、引用させていただきます。 ニコン COOLPIX S7は「COOLPIX S5/S6の後継モデルで、CCDが有効600万画素から有効710万画素にスペックアップしている。」商品です。 同時に発売されているのは、 7c (3型液晶モニター、無線LAN内蔵)と S8 (2.5型液晶モニター、無線LANなし、有効600万画素CCD)です。 f/7.9 1/148 5.8mm ISO 50 画角比較:広角側 f/12.7 1/125 14.3mm ISO 82 画角比較:望遠側(約86mm換算) うれしくも悲しくも、「 本機のレンズにはメカニカルな絞りがない。使用説明書には、絞りは「電磁駆動によるNDフィルター選択方式」と書かれていて、制御段数は広角端でF2.8とF7.9の2段切り替えである。つまり、光学的にはつねに絞り開放で撮っているのと同じ。」です。 シャッター最高速が1/500秒までしかないです。 f/2.8 1/87 5.8mm ISO 50 裏路地スナップショット 「ボディ前面に「VR」(=Vibration Reduction)の文字があるが、光学式ではなく電子式手ブレ補正で、通常撮影の「オート撮影モード」やアシスト付きシーンモードの「夜景ポートレート」、シーンモードの「パーティー」ではたらく。」というので、明るければ、オフにしたい機能です。 主な仕様を以下の通り ニコンのオフィシャルHP から抜粋しました。 有効画素数 7.1メガピクセル 撮像素子 1/2.5型原色CCD(総画素数:約7.41メガピクセル) 画像サイズ(pixel) 高画質(3072★)/標準(3072):3072×2304、標準(2592):2592×1944、エコノミー(2048):2048×1536、パソコン(1024):1024×768、TV(640):640×480 レンズ 3倍ズームニッコールEDレンズ、焦点距離:5.8-17.4mm (35mm判換算:35-105mm相当の撮影画角)、 F2.8-5.0(10群12枚) オートフォーカス コントラスト検出方式、顔認識オートフォーカス可

Olympus Camedia C-50 Zoom Review オリンパス・キャメディア X-2レビュー

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 オリンパスCamedia(キャメディア) X-2は2002年11月9日に発売されました。メーカー希望小売価格(税別)は89,000 円です。その後継機種は6M画素のX-3です[4]。 Camediaなどの製品はほかのメーカーの製品ほど売れなかったでしょうから、ウェブでいくら検索しても、大したニュースやレビューの記事はありません。 オリンパスならではの“超高画質”と“小型化”を同時に実現した4.3メガピクセル、5.0メガピクセルの “ウルトラコンパクトデジタルカメラ”と自社から自慢していた割には、今の時代から見れば、コンパクトすら言いがたいサイズです。 仕様の一覧はオリンパスのオフィシャルHPにすらない(ウソでした、 こちら にあった)ので、[1]から以下の通り抜粋してきました。 Body Material Magnesium alloy CCD effective pixels 5.0 megapixels CCD size 1/1.8" (7.2 x 5.3 mm - more info) CCD Colour Filter Array G - R - G - B Zoom wide (W) 38 mm Zoom tele (T) 114 mm (3 x) Lens Aperture F2.8 - F4.8 Normal focus range .5 m (1.6 ft) - Infinity Macro focus range Wide: 20 - 50 cm (7.9 - 19.7 in) Tele: 30 - 50 cm (11.8 - 19.7 in) Image formats TIFF 、JPEG (EXIF 2.2) Weight (inc. battery) 227 g (8 oz) Dimensions (inc. grip) 100 x 59 x 42 mm (3.9 x 2.3 x 1.7 in) 1.8型のセンサーで5M画素ですので、一画素当たりの受光量はRX100M5等のカメラより僅か少ないだけです。TIFFでの出力は当時の上位機種によくある機能です。35mmフィルム換算で38mm~114mm(7.8mm~23.4mm)の3倍光学ズームも当初の機種によくある仕様です。 f/

Sony Cybershot DSC-T7 Reivewソニーサイバーショットレビュー

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Sony DSC-T7は2005年4月15日に発売されました。シルバーとブラックとありますが、黒は日本だけの販売です。店頭予想価格は55,000円前後の見込みでした[7]。 ソニーの オフィシャルHP によると、商品の特長は以下の通りです。 世界最薄9.8mmのカードタイプ。 先進の技術力が実現する、斬新な「世界最薄9.8mm」のボディ。 美しいヘアラインのブラックと、上質な輝きのシルバー。 スライドさせれば電源ONのレンズカバー。 いつも身につけ、毎日を撮る。 有効510万画素Super HAD(スーパーハッド)CCD。 レンズの出ない光学3倍ズーム。 最大約12倍スマートズーム。 カールツァイス 「 バリオ・テッサー 」レンズ。 画像処理エンジン「リアル・イメージング・プロセッサー」。 撮りたい瞬間を逃さない、高速レスポンス。 見るだけの液晶から「見せて楽しむ」液晶へ。 シーンごとの撮影設定もモードを選ぶだけ。<シーンセレクション> なめらかな動画記録。 選べる連写撮影。 「マルチポイントAF」搭載(5点自動測距)。 本体を収納してもスリムなスポーツパックに対応。 「PictBridge(ピクトブリッジ)に対応。 付属のNP-FE1使用時の撮影枚数は約150枚、使用時間は約75分。 実際使ってみると直ぐ分かるのは、「いつも身につける」と、レンズカバーがスライドしやすいことです。 f/3.5 1/80 6.33mm ISO 64 広角側ではたる型歪曲収差は見られる 明るければ、画質は綺麗そのもの。さすがカールツァイス! さらに同ページによると、センサーは有効510万画素 Super HAD ( スーパーハッド ) CCD です(1/2.5型原色フィルター付き)。 レンズは、「レンズの出ない光学3倍ズーム」で、光を90度屈曲させる「 折り曲げレンズ構造 」です。レンズを出さずに被写体に寄れる、光学3倍ズームを搭載しています。「クリアな高画質で、被写体に大きく迫ります。」 [2]から拝借すると、基本仕様は以下の通りだそうです。 撮像素子 有効510万画素 1/2.5型原色フィルター付き インターレーススキャンCCD レンズ カールツァイス バリオ・テッサー 8群11枚(非球面レンズ3

Nikon COOLPIX E2500 ニコンコン・ビンテージ・パクトデジタルカメラレビュー

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ニコンオフィシャルHP によると、主な仕様は以下の通りです。 型式 ニコンデジタルカメラ E2500 有効画素数 2.0 メガピクセル 撮像素子 1/2.7 型 CCD (総画素数 2.11 メガピクセル) 記録画素数(pixel) 1,600 (1,600×1,200)、1,280 (1,280×960)、1,024 (1,024×768)、640 (640×480) レンズ 3 倍ズームニッコールレンズ、f=5.6~16.8mm (35 mm 判換算:37~111mm )、F2.7~F4.8 (6 群 7 枚) 電子ズーム 最大 4.0 倍(0.2 倍刻み) 撮影距離 30cm~∞ [クローズアップモード時:レンズ前約 4cm~∞] 撮影モード [クローズアップモード時:レンズ前約 4cm(ズームのミドルポジション)∞] オート撮影モード(画質モード、画像サイズ、露出補正) マニュアル撮影モード(撮影メニューにより、画質モード、画像サイズ、ホワイトバランス、ベストショットセレクタ(BSS)、連写、露出補正、輪郭強調の設定が可能) /シーンモード(ポートレート、パーティー、夜景ポートレート、海・雪、夕やけ、夜景、ミュージアム、打ち上げ花火、クローズアップ、モノクロコピー、逆光、風景の 12 種類) /動画(QVGA[320×240 ピクセル]、最長約 15 秒、15fps) 液晶モニタ 1.5 型低温ポリシリコン TFT 液晶、11 万画素、輝度調節機能(5 段階)付き 内蔵スピードライト 撮影範囲:0.4m~1.7m(最望遠側)、0.4m~3.0m(最広角側) 電源 Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL2 ※2 (付属)、外部電源 AC アダプター EH-60(別売) 記録媒体 コンパクトフラッシュカード(Type I) 連続撮影時間 約 80 分(EN-EL2/液晶モニタ使用時) 大きさ 約 114(W)×59.5(H)、31.5(D)mm これは、当時でも入門機として導入されましたが、格好がよくて個人的にとても気に入っています。しかし、ジャンク屋何度かの挑戦(金の無駄遣いをし)で、やっとちゃんと動作するものを手に入れた次第です。 参考リンク[1]によると、「クールピクス2500は