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Showing posts from April, 2013

Review of RX-100 レビュー:解像度とダイナミックレンジ

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  ゆりかもめ に乗車中に撮影した一枚の写真を通して、 RX-100 の 解像度 と ダイナミックレンジ を調べてみました。撮影条件は先頭車両に立っている状態の手持ちで、電車は走行中です。カメラを両手で持ち、片方は窓ガラスにすこし抑えたようにカメラをサポートしました。  結論としては、2020万画素の解像度はやはり素晴らしいものです。建物や大橋の構造物はきちんと判別できるうえに、暗い個所にあるものについても、解像度はほとんど落ちていません。ダイナミックレンジは以下のような条件でも、 暗い個所は割と綺麗に写ることできます 。白飛びについてマイナスな評価をされる記事を見ましたが、この写真では明るい個所は少ないので、白飛びにつては評価できていません。  別のレビューで、D800Eとの比較で分かるように、より大きいセンサーが搭載するカメラに比べると、同じ画素数でも、画質は当然負けています。しかし、上記の撮影条件においても、以下のような素晴らしい映像を撮れるのは、やはり感心・感動・歓喜で嬉しさ一杯です。  同じ場所での比較は無理ですが、もし三脚を使って、もう少し絞って撮影したら、画質はもっと改善されるに違いありません。 ゆりかもめ から見たレインボーブリッジ F=5, S=1/250, ISO=100, 焦点距離=17.60mm(もっとも広角) 橋の方は照明条件がよく、手前は完全に陰になっている ほぼ中央部を等倍きりだし 建物の窓はぎりぎり判別できると同時に、着陸態勢の飛行機もしっかりと捉えている レインボーブリッジの構造部(陰にある)もしっかりと判別できる 右下のやや上部を等倍きりだし もっとも暗い個所に駐車中のトラックと乗用車は綺麗に映ってある 右中央部を等倍きりだし 橋の柱部は二重に見えるところはある。揺れのせいだろうか 橋の上にある電柱は霞んでしまっている さらに、新宿にある中古カメラ屋さんである「中古カメラ市場」の入り口を撮影したものを詳細に見てみます。 画像全体を横幅500画素にリサイズ 中央やや右部を等倍で切り出し JPGにするとやや見づらくなったが、入り口の奥にある 「カメラ市場、10:00-20:00」は辛うじて分かる ほぼ中央右を等倍で切り出し 全体画像を小さいサイズであまり

Tokyo Tower with RX100 レビュー:東京タワーから

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  東京タワーのルックダウンウィンドウからそれぞれDSC-HX30VとRX100でして、それぞれの詳細部を比較してみました。これで、1/2.3インチと1インチ撮像素子の実力差は良く分かります。   さらに、南方面に向けて撮影し、その詳細の比較もしてみました。   撮影条件は、曇りの昼頃です。これで、比較的に照明条件が悪く、奥行きの深いシーンでの比較は明確です。 ルックダウンウィンドウから。DSC-HX30V、広角。横500画素にリサイズ ルックダウンウィンドウから。DSC-RX100、広角。横500画素にリサイズ DSC-HX30Vより視角が狭い DSC-HX30Vで撮影したものの左上部を等倍切り出し 画素の滲みによる疑似輪郭が現れる DSC-RX100で撮影したものの同左上部を等倍切り出し 同DSC-HX30Vで撮影したものより画素数が多いだけではなく、 画素の色滲みはほとんどなく、グラデーションをしっかりと再現している DSC-HX30Vで撮影したものの下中央部を等倍切り出し ボルトやナットの形状はほとんど潰れている。ボルトの頭も丸みを失っている DSC-RX100で撮影したものの同下中央部を等倍切り出し ボルトやナットの形状を綺麗に再現できている DSC-HX30Vで撮影したものの中央部を等倍切り出し 足場(?)の網状模様はほとんど分からない DSC-RX100で撮影したものの同中央部を等倍切り出し 足場(?)の網状模様は綺麗に再現できている DSC-HX30Vで東京タワーから。広角 DSC-RX100で東京タワーから。広角 同DSC-HX30Vで東京タワーから撮影したものの中央部を等倍切り出し 建物のすべてのエッジと壁において、画素の滲み・潰れが顕著に表れる 同DSC-RX100で東京タワーから撮影したものの中央部を等倍切り出し 画素の滲み・潰れはなく、建物のすべてのエッジと壁の色を綺麗に再現 同DSC-HX30Vで東京都タワーから撮影したものの右中央やや下を等倍切り出し 赤羽橋交差点辺りの横断歩道はぎりぎり分かる程度 同DSC-RX100で東京都タワーから撮影したものの左中央やや下を等倍切り出し 赤羽橋交差点辺りの横断歩

Example Shots of DSC-RX100での実写作品

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 以下の作品集はすべて手持ちでスーパープレミアムモードでメキシコシティを撮影したものです。  同じ条件であれば、三脚を使うと、絞りを絞り、ゆっくり露出し、より素晴らしい画質は得られるに違いないが、気軽にとは言えなくなります。どうしても手持ちでどこまでの画質を得られるかを試したいところです。 写真1:メキシコ市の夜の街。Mexico City 焦点距離=10.40mm, F=1.8, S=1/30, ISO=500 中心部を等倍で切り出し 左下を等倍で切り出し。やはり評判通り、4隅はシャープネスはより悪い 写真2:Museo Nacional de ArteとFeria Internacional de Libro del Palacio de Mineria 建物一部のライトアップ以外、照明条件は悪い。足元はぎりぎり見える程度 焦点距離=10.40mm, F=1.8, S=1/40, ISO=3200 右上を等倍で取り出し。ノイズはかなり目立つ 彫像を等倍で切り出し。明るいところのノイズは相対的少ない 中央左部を等倍で切り出し。明るいところのノイズはやはり相対的少ない 写真3:写真2の近くにあるレストラン"taco inn"。全体的には前者よりも明るい 焦点距離=10.40mm, F=1.80, S=1/25, ISO=800 センター部を等倍で切り出し 写真4:Santuario de Nuestra教会の右側にある教会 焦点距離=19.75mm, F=5.6, S=1/500, ISO=125 中央上部の時計を等倍で切り出し 写真5:Santuario de Nuestra教会のドアにある飾り 焦点距離=10.40mm, F=1.8, S=1/250, ISO=125 中央やや左部を等倍で切り出し 左上コーナー部を等倍で切り出し。中央部よりボケている LOVE 新宿アイランドアート計画 (東京、1995) 殺伐になりがちな都会の風景の中にアートを 設置することによって事業全体の付加価値を高め、 ある種のアメニティーを創出する 中央やや右下部を等倍で切り出し 背景にあるものから「E」の表面にある傷