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Showing posts from May, 2021

Review of GIZMON Wtulens + NEX 5Nギズモレンズレビュー

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  ギズモショップの「 GIZMON Wtulens 」によると、「「 Wtulens 」は、「 写ルンです 」のレンズを2枚使ったミラーレスカメラ用のレンズです。 17mm 広角(※35mmフルサイズセンサー搭載カメラの場合)での撮影が楽しめます。」  さらに、「「Wtulens」を使うと、「写ルンです」の持つローファイでエモーショナルな描写を、各種ミラーレスカメラでも楽しむことができます。  薄くて軽いパンケーキレンズですので、スナップ撮影をするのに最適です。」  販売価格(税込)は6,160~8,140円です。  単焦点 f=17mm F16 (絞り固定)。APS-Cのセンサーですと、28mm相当です。   フォーカスレンジ は0.5m ~ ∞です。   サイズ は縦60mm × 横15mm (マウントにより若干異なります)です。 歪曲収差はほぼない この構図では周辺現行が顕著になる 歪曲収差は素晴らしい! 逆光には弱い 調布たんのTELUちゃん! この距離ですと、中心部はほぼすべてジャスピン!  焦点固定ですから、構図だけに専念すればいいです。  同ギズモショップによると、「前面のレンズユニットのネジを緩めると、近い場所へのフォーカスを合わせることができます。※レンズユニットを緩め過ぎて脱落しないように注意してください。」  注意点はISOを自動にすることです。上記の作品例のISOはほぼすべて1000以上です。絞りはF11固定だから、ISOを上げないと、明るい環境でもシャッター速度が上がらないです。 Google PhotosのPalmaフィルターを適用した  中古のものを2100で購入しました。CマウントからNEXマウントへのアダプタ付きです。 店のマスコットキャラクター  ギズモショップには以下の類似商品もあります。 GIZMON Utulens GIZMON Kodalens GIZMON Wtulens Q GIZMON Wtulens L GIZMON Utulens APS

All about Macro Photography マクロ写真撮影の話

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マクロ写真撮影とは  「 マクロ写真撮影 」とは小さい物を大きく写す撮影のことです。  写す大きさによっては、ズームレンズでも十分ですが、一般的にいう「 マクロレンズ 」は、被写体を撮像素子上で実物と同じ大きさに写せるものを指します。これは 撮影倍率 が「1倍」、「1:1」あるいは「 等倍 」であるとも言われます。  普通のレンズでも、焦点距離によっては、最大撮影倍率がそこそこ大きいなものあり、被写体にある程度接近できます。このようなレンズを使って、被写体を大きく映す撮影は、「 クローズアップ撮影 」とも言います。 ネコハエトリ Carrhotus xanthogramma Nikon D500 焦点距離180mm マクロ f11 1/1000 ISO1600 露出補正+1.0  レンズの最大倍率は、レンズの 最短撮影距離 によって変わります。短いほど最大倍率が高いです。  [7]によると、「レンズの最短撮影距離とは、被写体にピントを合わせることができる最短の撮影距離のこと。最短距離より被写体に近いと、オートフォーカスも合いません。」勿論、最短距離より被写体に近いと、マニュアルフォーカス(MF)も合いません。 マクロ撮影撮影に必要なもの  マクロ撮影撮影をするには、レンズキッドに付属するレンズでは最大撮影倍率はあまり高くなく、被写体をそれほど大きく移せません。それでも必要最小限の投資でマクロ撮影を行えます。それは、 マクロエクステンションチューブ か、 クローズアップレンズ  を使うことです。予算が許されるならば、より楽に使えて高画質を得られる マクロレンズ の購入をお勧めです。 クローズアップレンズ  [5]によると、「最短撮影距離が約1m位の望遠ズームレンズにはNo.1~3、最短撮影距離が30cm以下の標準ズームレンズにはNo.3~5がおすすめです。さらに大きく撮るには、No.10もあります。」つまり適切なクローズアップレンズによって、最短撮影距離を縮めることができ、被写体をより大きく移すことができます。  [6]によると、「NiSiから発売されている「クローズアップレンズ NCキット 」に含まれるクローズアップレンズは、一般的なクローズアップレンズのクオリティを超える性能で定評がある」  さらに、「一般的なクローズアップレンズはいわゆる虫

Review of Sigma 28-80mm F3.5-5.6 Aspherical Macro + K30シグマオールドレンズレビュー

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 Sigma 28-80mm F3.5-5.6 Aspherical Macroの発売時期は1999年で、生産終了は2010年です。  焦点距離を80mmに設定し、マクロスイッチを押せばマクロで撮影ができます。通常最短撮影距離の50cmが25cm( 最大で1/2倍 )まで近寄ることができます。 ƒ/5.6 1/320 65 mm ISO 400  情報は少ないが、[1]によると、基本仕様は以下の通りです。 レンズタイプ 回転ZOOM 開放F値 F3.5-5.6 フォーカス AF/MF 画角(35mm換算) ? レンズ構成 *群*枚 対応マウント MD 絞り羽枚数 8枚 フィルター径 55mm 焦点距離 28-80mm 最大径×長さ 69x71mm 最短撮影距離 0.25m 重量 242g 最大撮影倍率 発売  [7]によると、フードは1C2FHで、価格は\38,000 (税込\39,900)で、キヤノン用は\40,000 (税込\42,000)でした。 ƒ/5.6 1/500 65 mm ISO 400  同[1]によると、「このレンズ、古いSIGMA ZOOMでミノルタ用とくれば、ジャンクカゴの常連で、しかも誰も買っていかない。同じタイプのレンズの CANON EOS用がROMの不適合 でCANONのデジカメでは動作しなかったのも悪い印象を与えたのかも知れませんが、EOS用以外はPK,NFそしてこのミノルタAマウントレンズも何の問題もなく普通に使えます。」 ƒ/5.6 1/500 65 mm ISO 400  [2]によると、「カメラとセットで販売されるようなタイプの標準ズームレンズとして,ニコンからはAF Zoom-NIKKOR 28-80mm F3.5-5.6Dというものが33,000円で発売されている。それに対してシグマからは28-80mm F3.5-5.6(ミニズームマクロ)というものが,28,000円で発売されていた。比較的廉価な純正品に対しては,さらに低価格な商品を提案しているのである。」   ƒ/5.6 1/200 65 mm ISO 400 ƒ/5.6 1/250 65 mm ISO 400 ƒ/5.6 1/250 65 mm ISO 400  [3]と[6]によると、改造すれば、「80mm固定マクロを全域28-80

Review of PENTAX Optio I-10ペンタックス・コンパクトカメラ・レビュー

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  PENTAX が2010年2月下旬発売したコンパクトデジタルカメラ「 Optio I-10 」です。正確に言うと、「 HOYA(株)PENTAXイメージング・システム事業部 」からの発売でした。2020年現在は リコーイメージング株式会社 の傘下になっていますが。  Optioシリーズ初の新機能として、ペット認識機能を装備したほか、1,280×720ピクセル、30fpsのHD動画記録にも対応しています。  本体の色は、パールホワイト、クラシックブラック、クラシックシルバーとあります。 クラッシックシルバー パールホワイト PENTAX Optio I-10 Peal White パールホワイト  [1]によると、「ペンタックスが1979年に発売した フイルムカメラ「オート110」 を彷彿とさせる外観となっており、ボディ前面には張り革風の意匠を施す。またボディカラーにより塗装も異なっており、クラシックブラックはちらし塗装、パールホワイトは光沢仕上げとなっている。  背面ボタンの配置も従来機種から大きく変わっておらず、基本的な操作感覚は従来のOptioのままといえる。しかし一部ズームレバーが裏側を向いているのは、位置的にもオート110の巻き上げレバーを意識したものと思われる。」 お花撮影は手軽にできる 色合いはしっとりの方   PENTAX(現在RICOH)の オフィシャルHP によると、主な仕様は以下の通りです。 レンズ PENTAXズームレンズ 6群7枚(非球面レンズ3枚使用) 【焦点距離】5.1~ 25.5mm(35ミリ判換算 約28~140mm) 【F値】F3.5(W)~F5.9(T) 【光学ズーム】5倍 【デジタルズーム倍率】約6.25倍 【インテリジェントズーム】7M時 約6.5倍、640時 約31.3倍(光学ズームとあわせたズーム倍率) 手ぶれ軽減 【静止画】 CCDシフト方式(SRシェイクリダクション) 高感度によるぶれ軽減(高感度モード) 【動画】電子式(Movie SR) フォーカス 【AF方式】9点マルチ/スポット/自動追尾 【撮影距離範囲(レンズ先端から)】 標準:0.4m~∞(ワイド端)、1m ~∞(テレ端) マクロ:0.1~ 0.5m(ワイド端)、0.2~ 0.5m(ズーム域の中間部