Posts

Showing posts from September, 2012

Panorama Photograph With Sony DSC HX30V ソニーサイバーショット レビュー:パノラマ編

Image
    ソニーのコンデジにある共通の機能は スイングパノラマ です。     スケールの大きい、特に横長く撮りたい場合は非常に重宝したい機能です。     この機能は三つのモード、つまり標準(STD)、ワイド(WIDE)、高解像(HR)があります。一番迫力あるのは、その高解像です。カメラを縦にして、撮影するわけですが、何と10480×4096(43Mピクセル)の大パノラマ画像を撮れます!     但し、上のリンクにあるパノラマ写真講座で紹介されているコツを含め、以下の注意点があります 撮影時ある程度の速度が必要。特に高解像の場合、適度な早さがないと、途中でとん挫する 一番変形の少ないのは、円形の景色・構造物の中心に立って撮影する場合 露出は適切なところに合わせておかないと、白・黒トビの激しい画像になってしまう できれば三脚の使用はお勧め     以下は撮影の例です。すべて手持ちによる撮影です。品質に関する評価は、ざっくり「中」とさせていただきます。大きいな構造物のない形式ですと、問題なく綺麗に接合してくれます。しかし、奥行きの変化が激しい対象物は接合ずれが目立ちます。原理上では難しいが、特に分かりやすかったのは、小さい仏像が円形上に林立したシーンでした。仏像が切断されるようなところはありました。また、高解像の撮影もしてきましたが、標準とワイドよりも失敗しやすいです。二、三回挑戦して一回くらい成功する感じでした。迫力を伝えられるような方法はまだ模索中ですので、あえて作品例を割愛しました。     少なくとも、視野の広い大自然ではいとも簡単に感動作品を作れます!嬉しい限りです。 二見ケ浦にある夫婦岩。標準モード。 撮影場所(GPS内蔵の醍醐味!) 阿蘇山で撮影。WIDE(横)。雲と広々とした大地は圧巻! 撮影場所 都庁前での撮影(標準)。中心投影の変形は目立つ。 また、手持ちによる水平位置からのずれも酷い 接合エラーも分かりやすく判明できる

Review of the GPS of Sony DSC HX30V ソニーサイバーショット レビュー:GPS編

Image
    DSC HX30VにはGPS内蔵しているだけではなくて、それを使うロギング機能もあります。それを使わないわけはありません。早速試してみました。     まとめると、以下のことはとりあえず判明しました。 ロギングはそれほどバッテリを消耗しない GPSの測位はほどほど早い GPSの精度はほどほど良い     実際1日旅して、8時間にくらいログを撮り続けて、合計420枚写真を撮影したところで、バッテリはまだ数分(システム表示)残っています。つまり、GPSロギングしっぱなししても、バッテリの消耗は殆ど気にしません。     GPSの測位については、空の見通しのいいところで、コールドスタートでも、1,2分で測位できました。一旦測位できた後、次の測位時間は秒単位になります。もしロギングしているならば、もっと早いでしょう。一々は確認していませんが、それで撮影した画像には殆どGPS測位情報が入っていました。     GPSの精度については、最初ちゃんと測位できたのを確認して、ログ機能を開始しました。カメラを使わない時に、ウェストポーチに入れるようにしていました。それで、バスやタクシーに乗ったり、観光スポットを歩いたりしていたところで、大きなずれがなく、GPSログは取れていたようです。一番目立ったずれは、高速に走っているバスに乗っていた場合でした。でも、昔ソニー初代のGPSロガーなんて、バスに乗った途端に、窓に持って行って、アンテナを空に向けさせない限り、すぐ測位できなくなったことを考えると、上的です。     厳密な比較は、機会はあれば、他のGPSロガーと比較したいところです。まずはっきり言えるのは、精度以前にロギングの間隔は15秒というのは、人によって不満を感じるかもしれません。     参考に、韓国で観光中、ソウルから江華島までのログを載せておきます。     しつこいですが、NikonのD800Eでさえ、GPS内蔵していません。撮影した写真にGPS情報を直接つけるには、GPSユニットGP-1を購入し、10ピンターミナルまたはアクセサリーターミナルに付属のケーブルを接続する必要があります。高くて、収納しにくくて、脱装着面が倒くさいなどなど、欠点だらけです。位置情報はどうでもいい人なら、それで一向構いませんが、必要な方には何よりも苦痛なもの

Review of Sony DSC HX30V ソニーサイバーショット レビュー:ズーム編

Image
     Review of Sony DSC HX30V ソニーサイバーショット レビュー では、20倍光学のズームを試してみましたが、あいにく天気が良くなかったので、画素の潰れは激しいでした。今回快晴の条件でもう一度試してみました。     まず、福岡タワーから広角(25mm相当)で撮影して見ました。     広角の方では、35mmフィルムカメラ相当の(やや超)広角並みに広い範囲を撮影できます。写真の下中央には「 福岡 結婚式場 ウエディングアイランド・マリゾン 」、中央やや右上には作業中の船が写ってあります。     次に、20倍光学ズームで、マリゾンの中央にあるプールを狙って撮影しました。詳細を調べるために、原画像から等倍で2か所を切り出してみました。画素の潰れこそはありますが、エッジはしっかりと写ってあります。ゲートにある柵の一本一本はちゃんと写ってあります。     続いて、20倍光学ズームで右上にある船を狙って撮影しました。船の細部までははっきりと写ることは確認できました。船中央にある文字周辺を等倍で切り出してみると、綺麗に読み取れますし、細めの柵も綺麗に写ってあります。     コストと携帯性を考えると、ここまでできるのは大変に満足しています。     因みに、撮影はすべて手持ちで、撮影モードは「プレミアムおまかせオート」で行いました。HDRの処理も入っている可能性があるので、画素の潰れは手ぶれによってひどくなることも考えられます。次回は是非三脚で実験してみたいところです。 広角(25mm相当)で撮影 20倍ズームで撮影(マリゾンのプール) 右上の写真からゲート(下中央)を等倍で切出し 右上の写真から右上にある机を等倍で切出し 広角写真にある船を最大ズームで撮影 左の写真から船の中央にある文字を等倍で切出し     恒例のお月さん撮影です。手持ちです。但し、マニュアルモードにしました。等倍で切り出しました。ほぼ600X600画素です。画素の潰れはありますが、これだけはっきりと撮れるのは大満足です。 手持ちで撮影した月。Mモードで、500mm。ISO400,S1/800     色々と撮影してふと発見したのは、500mmにした時に、F値は5.8か14しか使えない