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Showing posts from November, 2015

Review of Panasonic LUMIX FX40 パナソニック・コンパクト・デジタル・カメラ・レビュー

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 プレスリリースは2009年1月28日です。  ジャンク屋から千円で購入しました。バッテリはなくて、他のカメラの物を流用しました。  気になる主な仕様は以下の通りです。 撮像素子:1/2.33型CCD 総画素数1270万画素 原色フィルター カメラ有効画素数:1210万画素 レンズ: LEICA DC VARIO - ELMARIT レンズ 6群7枚(非球面レンズ6面4枚) 開放絞り値:F2.8(ワイド端)~F5.9(テレ端) 焦点距離:f=4.4~22mm(35mm判換算:25~125mm) 撮影可能範囲:通常:ワイド端50cm~∞/テレ端1m~∞           マクロ/インテリジェントオート/メモモード時:ワイド端5cm/テレ端1m~∞ 電源:DMW-BCF10 撮影可能枚数:CIPA規格:約350枚 外形寸法:約幅 95.3 ×高さ 52.9×奥行 21.5mm(突起部を除く) 質量:約128g(本体)、約150g(バッテリー、メモリーカード含む) テストショットで分かったのはLEICAレンズだから、画質には不安を感じさせないことです。勿論、1/2.33型のセンサーで1270万画素だから、特に暗部の再現には明らかな限界があることです。

How to Repair Digital Cameras デジタルカメラの故障・修理

 本稿は特別な技や道具などの紹介ではありません。日ごろ見つけたカメラ修理に関する情報やリンクをまとめたものです。日々更新する予定です。 1. キャノン コンデジの「 バッテリーを充電してください 」問題 キャノンのコンデジで、バッテリーはちゃんと充電したのに、電源を入れる途端に、すぐ“バッテリーを充電してください” というメッセージが出る現象は多発するようです。  参考リンクにあるように、個別の商品について、キャノンからのオフィシャルなアナウンスもあれば、一般的なQ&Aで専用のページを設けたりもしています。  620Fの同現象のための修理内容は「カメラ側バッテリー端子部を清掃の上、バッテリーとカメラの接触安定のためバッテリーの室内を調整しました。また、念のためバッテリーを交換いたしました。※その他、各部点検・清掃をいたしました。」というものだそうです[4]。  修理しても再発する人もいました。バッテリーの抜き差しを繰り返すと一時的に治るという人はいました。  バッテリーの底に紙を貼って、バッテリーと本体の接点との接触をよくする工夫でよくなる場合もあるようです[5]。  因みに、オフィシャルアナウンスの例は、以下の通りです。(対象商品は IXY 120、140、630、PowerShot SX280 HS、S120、S120 PREMIUM BOX、PowerShot S200) 「不具合の内容」 ・「バッテリーを充電してください」というメッセージがすぐに出る。 ・時々電源が入らない。 ・使用途中で電源が落ちる。 参考リンク [1] Canon IXY DIGITAL L の分解修理&レンズのゴミ取り [2] バッテリーの消耗が早い(充電後すぐに「バッテリーを交換してください」と表示された場合は?) [3] コンパクトデジタルカメラ「IXY 610F」、「IXY 620F」をご使用のお客さまへ :、バッテリー接点部の接触が原因で、正常に動作しない(“バッテリーを充電してください” というメッセージがすぐに出るなどの現象)についてのオフィシャルなアナウンスだが、修理に出すことになる [4] 『“バッテリーを充電してください” というメッセージ』のクチコミ掲示板 [5] 価格.com - 『「充電してください」ト

Review of Fujifilm FinePix F450 (Square Mini) 富士フィルム・コンパクト・デジタル・カメラ・ファインピックス スクエア ミニ・レビュー

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 FinePixe F450は富士写真フイルム株式会社から2004年(平成16年)7月18日同シリーズのFinePix F440とほぼ一緒(シルバー同4日、ワイトとワインレッドは同7月31日)に発売された製品です。愛称は「 ファインピックス スクエア ミニ 」です。 愛称の通り、本体外形寸法は「(幅)74.5mm×(高さ)62.3mm×(奥行き)21.3mm(突起部含まず)」ですので、ほぼ正方形に近い形です。  主な仕様は以下の通りです。 撮像素子:1/2.5型 正方画素CCD 原色フィルター採用 記録メディア:xD-ピクチャーカード レンズ:フジノン光学式3.4倍ズームレンズ 焦点距離:f=6.3mm~21.6mm(35mmフィルム換算:38mm~130mm相当) 開放F値:F2.8~F5.5 絞り:F2.8 / F7.4(そう、二つしかない!) 撮影可能範囲:標準:約60cm~∞ / マクロ:[広角] 約9cm~80cm / [望遠]約39cm~80cm 撮影感度:AUTO(ISO80~400)、ISO80/100/200/400 ファインダー:実像式光学ズームファインダー(視野率約78%) 測光方式:TTL64分割測光 シャッタースピード:2秒~1/2000秒(メカニカルシャッター併用) ストロボ:CCD調光によるオートストロボ 撮影可能範囲(感度AUTO時)広角:約30cm~3.6m/望遠:約60cm~2.0m ストロボ発光モード:オート / 赤目軽減 / 強制発光 / 発光禁止 / スローシンクロ / 赤目軽減+スローシンクロ 電源:充電式バッテリー NP-30(リチウムイオンタイプ)(付属)  別売りのアクセサリーには以下のものがあります。 専用防水プロテクター WP-FX440。定価:23,000円(税込み24,150円) PC/テレビへの接続・充電はクレードル経由で行われます。  FinePixシリーズ最大の特徴でもあるスーパーCCDハニカムが採用されませんでした。  連写機能はありません。  樽型歪曲は顕著です。  手振れ防止機能がないため、 望遠撮影 には 手振れ対策が必須 です。  撮影時質量は約165g(付属バッテリー、xD-ピクチャーカード含む)だが、ボディが小

Review of Nikon Coolpix 775 ニコン・コンパクト・デジタル・カメラ・レビュー

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 希望小売価格 (税別)が¥72,000だった堂々たる大物でした。ジャンク屋で100円で購入しました。殆ど傷ありませんでした。  ニコンの2001年8月23日付けのニュースを見ると、平成13(2001)年9月8日から発売された商品です。早くも14年経ちました。  電池駆動だから楽勝と思ったら大間違いで、もとのバッテリもシャージャーもないので、2CR5というお高い電池でしか動かせません!フジヤカメラのジャンク館ででも500円します。普通は800円以上します。  さっそく500円で2CR5を購入し、貴重なCF64MBカードを挿入し、電源を入れてみました。なんと問題なく立ち上がったじゃありませんか!涙が出そうなうれしさです。しかも、問題なく撮影もできます。14年前のお宝ものは蘇りました!  有効画素数2.0 メガピクセルで、撮像素子は1/2.7 型 CCD(総画素数 2.14 メガピクセル)です。  レンズは3 倍ズームニッコールレンズ、f=5.8~17.4mm (35 mm 判換算:38~115mm )、F2.8~F4.9 (6 群 7 枚)です。  オートフォーカスはコントラスト検出方式です。  撮影距離は30cm~∞、マクロモード時 / レンズ前約 4cm~∞です。その時から4センチまで寄れるのは大したものです!  シャッターはメニカルシャッターと CCD 電子シャッターの併用で、シャッタースピードは1~1/1000 秒です。  ビューファインダーは実像式光学ズームファインダー、LED 表示(ファインダー横)です。これだけでもコストがぐんと上がるに違いありません。ちゃんとズームと連動するのは感動します。  撮像感度はISO100 相当、ISO200 までオートゲインアップ機能ありです。 電源はLi-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL1(付属)、V6 リチウム電池 2CR5 型(別売)、外部電源 / AC アダプタ / バッテリーチャージャ EH-21(別売)です。  外形寸法は約 87(W)×66.5(H)×44(D)mmで、質 量(重さ)は約 185g (バッテリー、コンパクトフラッシュカードを除く)です。正面面積は小さい方ではあるが、奥行きの44mmは相当あるもので、ずんぐりです。とてもポケットに入りそ

Review of CASIO EXILIM PRO EX-P700 カシオ・コンパクト・デジタル・カメラ・レビュー

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 ジャンク屋で3000円で購入しました。本体とバッテリのみで、本体にはわずかな擦り傷があるくらいで、かなり綺麗な方でした。  同シリーズのEX-P600の後継機種で、カシオのフラグシップコンデジでした。海外では700ドル前後で販売されていました。  カシオ社の オフィシャルHP によると、本製品の特徴は以下の通りです。 720万画素の高画質、EXILIMエンジンをはじめとするすぐれた基本性能 究極の高速性能 大切な瞬間をイメージ通りの一枚に残せるブラケティング機能 撮影意欲を刺激する新開発”Ex Finder" 高画質を支える様々なファンクション 質感&操作性を極めたボディ システム構成(リモコン、AVケーブル、コンバージョンレンズなど) 撮像素子は1/1.8型正方画素原色CCD(総画素数;741万画素/有効画素数;720万画素)です。  自分に最大な魅力はCANONレンズ使用で、「非球面レンズを含む7群8枚、F2.8(W)~F4.0(T)、f=7.1(W)~28.4(T)mm(35mm換算;約33.0~132.0mm)、レンズバリア付き」という大変明るいものです。  電源はリチウムイオン充電池 NP-40 です。因みに、カシオのバッテリはNP-20から60まであります。  実際テストショットを撮ってみると、やはり期待した通り開放のF2.8から画質は良好です。望遠側のF4も素晴らしいです。  液晶ディスプレーの評判は最悪ですが、 光学式ビューファインダー は好評です。   外部フラッシュシンクロ端子 がついているのはコンデジとしては極めて珍しいです。   コンバージョンレンズアダプター は LU-60A です。  ファームウエアのバージョンアップはなかったようです。  撮影時に一番気を付けたいのは、おそらく「 手振れ防止機能がない 」ことでしょう。手振れ防止付きのカメラに慣れていると、数分の1以下の速度で普通に綺麗に撮れると勘違い、がっかりしたショットを連発しかねません。  次はズームのテストです。 広角。33㎜相当 4Xズーム。132㎜相当 同4Xズーム 違う個所を4Xズーム 広角 中心より下の方に4倍ズーム 広角 中心やや上に