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Showing posts from January, 2014

Photograph Gallery of Acquos Shot 940SHで撮影した写真ギャラリー

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 2009年の冬モデルとしてデビューした機種ですが、いまだに使っている人はおそらくいるかと思います。  カメラは12メガ画素を誇る高性能で、画面もタッチスクリーンになっていましたので、今のスマートフォンとは大して性能の差はないと言えます。  勿論、処理能力の低いプロセッサを使うので、反応速度はどうしても遅いです。また、OSも独自なもので、今のiPhoneやAndroidの電話と全く互換性はありませんし、はてなアプリもほとんどありません。  しかし、それだけ省エネで、バッテリは数日持ちます。  さて、本題のカメラですが、今でもほとんどのスマフォンのに劣っていないとはっきり言えます。  暗いところや、明るくても被写体によって若干ピントが合いにくい時もありますが、緊急時のバックアップとしては、まだまだ使えます。  解像度はあるが、シャープさはあまり期待できません。  オートフォーカスはあまり早くありません。  暗いところはあまり得意ではありません。  もう一つの欠点は、バッテリ消耗が激しいことです。  以下は手持ちで撮影した写真例です。 浜松町と新橋のパノラマ 中央やや右を等倍きりだし 自販機を夜に撮影 中央やや右を等倍きりだし これは、なぜかピントはあまり合わなかった 食べログ撮影。チャーシューメン 中央やや左を等倍きりだし 照明の暗いところだったので、ノイズは若干目立つ レストラン内。結構暗い 左上の提灯の一部を等倍切り出し

The Bokeh of RX100 レビュー:ボケ

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 RX100のF1.8は広角側だけですので、そのボケを楽しむのはそう簡単ではありません。  以下の写真やすべてAモードでF1.8に設定したものです。   レストランでの試写 やや中央右上部を等倍切り出し。グラスにある結露にピントを合わせた その後部遠方にあるカラーのガラスはふんわりとボケている 手前にコンデジに画像を表示させた状態で撮影したもの 遠方の信号は綺麗な丸ボケになった アジサイ (( 紫陽花 、学名 Hydrangea macrophilla ))が咲き始めた! 広角 ですと、このような 大型な被写体 に向いている 六本木芋洗坂(いもあらいざか)にあるレストラン 東京スカイツリー付近で見つけたスポット お散歩中のカタツムリ(蝸牛)。F2.2 CROSSING HEARTS アーティスト:本郷三丁目ゆとりの空間制作プロジェクトチーム 2000年 大江戸線本郷三丁目駅改札口付近 以下の写真は、マニュアルフォーカスで撮影したもんです。マニュアルフォーカスにすると、ピントを合わせやすくするために拡大表示されます。拡大表示の場所も変えられますが、時々別の操作画面に変わってしまうのは困ります。それでも、なれればスムーズにピント合わせはできます。  いずれの写真も、手前の被写体に最大限に寄った状態で撮影しました。 ゲゲゲの鬼太郎が見た丸ボケ 新宿駅の近く 新宿近く 以下の写真はマニュアルフォーカスで、最近焦点距離に合わせた状態で撮影したものです。新宿東南口にあるクレープ・パフェ屋さん「プチバリエ」の前です。小さいですが、小さいLEDライトは綺麗な丸ボケになりました。  以下は壁上でお散歩しているデンデンムシ(蝸牛、カタツムリ、マイマイ)です。F=2.2

Whisper of a Photographer 写真愛好家のつぶやき

 よく聞かれる質問: これも撮るの? また撮るの? 沢山撮るね。写真はどしているの? 撮った写真は見ているの? 何で同じところを違うカメラで撮るの? これって、iPhoneで撮ったの?  たまに、「これも撮ってね」か「これを撮ったら?」って逆に言われたりする。  よく言われること: いいカメラだね。 沢山カメラ持っているね。 自分の携帯で十分!  町中で写真を撮ると、通行人は必ずカメラの向く方向を見る。  あまり写真を撮らない人こそ、どのカメラを買うかを深刻に悩む。自分にかれこれ死ぬほど聞いても、やっぱりどれにしたらいいか分からない。それは、大体目的や好みがはっきりしていないケースは多い。  写真愛好家ではない人と一緒に旅行やハイキングするのは苦痛である。写真を撮ると迷惑だし、撮らなければもったいなくて虚しい。

Flower Arrangement with Fujifilm Finepix X100でいけばな池坊展を撮る

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 すべて手持ちで、AモードのF5.6、ISO640で撮影したものです。  生け花展だから、ライトアップはしっかりしているのもあって、思った以上素晴らしい作品ばかり。  ISO640でも、ほとんどノイズを感じられません。  また、シャッター速度が1/30から1/20秒当たりの割に、手ぶれしたのはごく一部でした。  AFはほとんど迷いなくできました。  シャッター音はほとんどないので、展示会で沢山撮影しても、あまり耳障りしないのは素晴らしいです。  単焦点であまり融通が効かないこともありません。逆に開き直って、被写体までの距離の調整だけに集中すればいいです。 会場の様子。手すりにカメラを置いたまま撮影 人々をあまりにもはっきり綺麗に撮れたので、このサイズにしかアップできない 右下の展示作品を等倍切り出し 作品の説明文までぎりぎり読めそう 第81回東京連合支部いけばな池坊展 日程  2014年1月13日(月祝)~23日(木) 時間  10時30分~17時 ※20日は会場休館日。23日は16時迄 入場料 有料(500円) 会場  東京都美術館 ギャラリーA、ギャラリーC 所在地 東京都台東区上野公園8-36 主催  華道家元池坊東京連合支部

Dry Roses with SIGMA APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSMでドライバラを撮る

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 冬時分のバラを撮る人は見ませんでしたが、撮って見ると意外と素晴らしいです。  開花時の艶やみずみずしさは当然ないです。その代り、晴天下では最高に綺麗な作品を撮れます!水分がないので、反射による色とびはありません。  出来は、SIGMA APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSMの魅力を最大限に引き出せたくらい満足します。植物の模様と色を忠実に再現してくれました。  ただし、一つ気になったのは、撮影している間、手ぶれ防止の機構は突然暴走したことです。症状は、バタンと大きい音をして、手ぶれをキャンセルするためのレンズが大きく動き出しました。  その後、カメラの液晶表示に「F0」と表示するようになりました。  その状態では、オートフォーカスは全く機能しなくなりました。カメラの電源を入れなおしても症状は治りません。仕方がないので、レンズをカメラから外してもう一度付け直してみました。それで症状はなくなりました。  その現象が起こってから、2回くらいまた「F0」となったこともありましたけど、すぐ正常な表示に戻りました。  低温に弱いでしょうか。

Photography of Reflections 写真撮影実践:反射編

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  反射 (はんしゃ、英語: reflection)は、光や音などの波がある面で跳ね返る反応のことです。また、「光などの電磁波は、屈折率が異なる物質間の境界面で、入射光の一部または全部が反射される。」(ともに Wikipedia )  反射によって、被写体の鏡像と一緒に見られるだけではありません。水面の内容、光の方向・強さ、視線の角度などにより、千変万化の景色を楽しむことができます。実物と反射は対称性を保ちながら、水面の変化により、 万華鏡 (まんげきょう)と違った異次元の世界を形成してくれます。  被写体の反射だけを見ると、水面の波紋により、見事な抽象絵を見ることもできれば、実物より色合い豊かな映像も見られます。  反射の原理から考えれば、水面だけによるものではありません。現代の人工物の内外においても、さまざまな反射を楽しむことはできます。  反射のある写真を撮影するとなりますと、意外と難しいところがあります。それは、実物体とその反射の明るさは大きく違うことあ多いからです。改善策としては、特殊なフィルター(例えば半分だけの減光フィルタ)は考えられます。 皇居外堀にある城壁の反射 皇居外堀にある都市の反射 野川にある桜並木の反射 隅田川にある都市と屋形船の反射 中国浙江省嘉興市の古い街並み 中国浙江省嘉興市の古い街並み 井之頭公園の池にある反射。実物と反射の明るさが大きい例 ソウル金浦空港の建物内にある反射。実物の反射より、周囲の光の反射 中国上海浦東空港内にある反射 コンデジの自動HDR写真機能で撮影した紅葉などの反射 模様はゆっくりと波動していた水面によるもの 川沿いの杭も、角度によっては面白いショットになる 羽田空港国際ターミナルのチェックインカウンター 中国青島国際空港構内。日光による投影も演出に貢献 中国青島国際空港構内 カルガモ、青空、橋のペンキと川辺にあるビルが作り出した抽象画 神代植物公園にある池と冬の樹木 オーソドックスな二重橋 和田倉噴水公園 皇居警察本部旧枢密院の一部(東南角) ガラス張りのビルに反射されているビルは抽象画を作り出す バラす張りのビルに映る青空と雲