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Showing posts from August, 2013

Photography Memo: Candid Photography 写真撮影メモ:キャディッド写真のコツ

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  Photography Shool に「 Tips for better candid photography 」と題するチュートリアルがあり、以下のように要約できます。 いつもカメラを持ち歩こう 。シャッターチャンスはいつでも訪れる可能性がある 望遠を使おう 。被写体に意識させない基本 フラッシュをやめよ 。「写真撮っているよ!」と自らアピールしちゃダメ 沢山撮ろう 。数が多ければいいというもんじゃないとはよく言われるが、数が多ければ多いほど想像もつかない、狙おうと思っても得られないショットを撮影できる 位置を賢く決めよう 。被写体の動きや行動、照明条件などを見て次に一番いい位置を考えて素早く移動する 活動中を狙おう 。じっとするより、何かをしている最中に最も自然な表情になる 多人数を狙おう 。一人ぼっちより、人と人とのやり取りの中では感情やシナリオが生まれる 腰(の高さ)から撮ろう 。撮影行為を「隠す」一番いい手段である。間違っても盗撮行為と一緒にしないこと! 様々なパースペクティブを試そう 。場合によってはズームレンズを使い、被写体だけに絞り込んだり、面白いと思われる周囲環境を撮り込んだりする 前景のものでフレームを作ろう 。「盗撮」の雰囲気を醸し出す技。人の肩越しや、木の枝を前景においておくと効果的だろう ポーズ写真からキャディッド写真をゲットしよう 。人々は記念写真的なポーズを決めている最中こそ、率直で無作為な顔になりやすいもの。それを見逃すわけにないけない ところで、Candid Photographyを「スナップショット」と訳す人はいるが、個人的には賛同できません。現に、Wikipediaでも、 Candid Photography と Snapshot(photography) と別々に定義してあります。残念ながら、まだ前者の日本語ページはありません。  Wikipediaの定義はどこまで権威的であるかは不明ですが、その定義を翻訳すると以下の通りになります(拙訳をお許しください)。  Candid写真は「ポーズ」をして撮らないものである。被写体が事前に準備することなく、「ドッキリカメラ」的な撮影か、撮影過程において被写体の邪魔を全くしない。そのため、「キャンディッド」は単純に「ポーズ」を取った形跡がないことに尽き

Photography Memo: How to Shoot in Direct Sunlight 撮影メモ:直射日光下での撮影コツ

 Photography Schoolには「 How to Shoot in Direct Sunlight 」というチュートリアルがあります。要約すると以下の11ヒントがあります。どれもこれも簡単に実現できるが、意外と思い浮かばないだけです。 影に移す(被写体を移動させることが可能であれば) 自分で影を作る フラッシュで補助光を作る レフ板を使う 視角を変える。被写体を移動できない場合、角度を変えるだけでも面白い発見をできる! レンズフードを使う。ない時には手でも使え!(自分はよく帽子を使う) フィルターを使う。PL(偏光)やND( 減光,Neutral Density)フィルタはお勧め ホワイトバランスを変更する(JPGのみの場合) 測光方向を変更(スポット測光はお勧め) 撮影時間を選ぶ(時間が許す限り) シルエットを撮ろう!

Photography Memo: Shooting with intent 写真撮影メモ:とことんと試そう

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  Digital Photography School に「 Shooting With Intent 」というチュートリアルがあります。それは、直訳すれば、「目的を持って撮影をしよう」ということになるが、実際は「 すべての可能性 をとことんと 試そう 」と言っているようです。  カメラを自動モードに設定し、出かけ先で適当にシャッターを押せば、それなりの写真を撮れます。場合によっては素晴らしいショットも夢ではありません。  特に始めたばかりの人にとって重要なレッスンとしては、せっかくのチャンスを大事にし、すべての可能性を引き出すことです。  撮影に望むときには、まず被写体を決め、レンズを選択し、構図を考えるなどから始めるでしょう。しかし、それはまだやるべきことの半分に過ぎません。  次に考えるべきものは、シャッター速度、絞りとISO値です。  被写体について何にどう重点を置くかによって、シャッター速度、絞りとISO値に沢山の組み合わせがあります。その「重点」に、上記の三つの値がそれぞれどういう影響を与えるかを考えるべきです。写真全体 すべてはっきり と写ってほしいならば、絞り(F)をなるべく小さく(F値を大きく、たとえばF/11かF/16)するし、逆であれば(あるものだけをはっきりに、他をぼかす)、解放かそれに近い設定にすべきです。後者は「ボケ」を狙うことですので、ボケの度合いは背景にあるものの距離や、レンズの焦点距離などによって、最適なF値も変わります。  被写体に 動く ものがあれば、その動きをどう表現されてほしいでしょうか。絞りを決めたから、Aモードにして、シャッター速度やISOをカメラに任せていいでしょうか。動きのあるもの(例えば子供や、ペットなど)をもはっきりと写したいならば、速度をなるべく早いものにすべきです。Aモードでも、その調整はISOを通してできます。  逆に水面の反射や滝の流れ、海の波などを滑らかに表現したい場合、シャッター速度をなるべく低くすべきです。その「 滑らかさ 」の度合いによって、シャッター速度は数分の一秒から数秒まで考えられます。それも様々な値に設定して効果を確認すべきです。  まとめますと、撮影した写真が自分の意図を実現できていることと、そもそも自分の意図をはっきりさせておくことです。  以下の写真は同チュート

Photography Memo: Mobile Phone Photography Tips 写真撮影メモ:携帯電話撮影術

istockphoto.comには「 携帯電話を使った撮影術 」( 魚拓キャッシュ )と題する記事がありました。その中にある「携帯電話でよい写真を撮るための11のヒントを以下に要約します。 機材を理解する こと-携帯にある撮影機能を熟知すること アプリを知る -ほしい機能のあるアプリを入手し、使い方を熟知すること 露出を正しく設定する -照明条件の必要性を理解し、照明の工夫・コツを熟知 構図の重要性 -傾き回避、三分割法、曲線・収束線の活用、色のパターンと形を活用、雑な背景を回避、撮影位置や被写体の移動で理想的な構図を追求等 写真の枠を決める -前景の対象物にある形状を活用する 全体像を変更する -新しい角度と視点を試してみる モノクロ -色をなくすことによって新しい効果を得られることもある 切り取る -広範囲で撮影し、あとで最適な構図で構成しなおす アクセサリーを付ける -三脚、魚眼・マクロ・テレレンズなどを入手し、活用する .携帯電話での写真撮影は、常に撮り続けること です-シャッターチャンスは撮ることによって生まれる 心を開く -いい写真はプロでなくても撮れる!

Lotus in Ueno Shinobazu Lake 上野公園不忍池でハスを撮影

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不忍池(蓮池)の南側にある野外ステージ付近から(RX100) 蓮は沢山あるが、密度が高すぎて都合のいいものを探すのに一苦労(RX100) 単焦点(約250mm)で遠方のものを狙う(D800E) もう一枚のズームアップ(D800E) 東京都建設局のHP によると、   上野恩賜公園 は、明治6年の太政官布達によって、芝、浅草、深川、飛鳥山と共に、日本で初めて公園に指定されました。ここは、江戸時代、東叡山寛永寺の境内地で、明治維新後官有地となり、大正13年に宮内省を経て東京市に下賜され「恩賜」の名称が付いています。  当初は、寛永寺社殿と霊廟、東照宮、それに境内のサクラを中心にした公園でしたが、その後、博物館や動物園、美術館などが構築され、文化の薫り高い公園へと衣替えがされました。 同公園の不忍池には別名 蓮池 の方はハスで埋め尽くされています。毎年の7月下旬から8上旬にかけて開花し、沢山の写真ファンが訪れてきます。  ハス撮影の最大なコツの一つは タイミング です。 開花 しているところを撮影したければ、 朝早く 行く必要です。というのも昼前後から花は閉じてしまうからです。  次に重要なコツは 望遠レンズ が必須であることです。広角レンズでは全体の雰囲気を撮ることはできますが、特に蓮池のような密度の高いところですと、美しいフレミングを得るには、どうしてもズームインする必要はあります。