Review of LAOWA 7.5mm F2 MFT ラオワ超広角レンズレビュー

LAOWA(ラオワ)とは、中国の「Venus Optics」というメーカーのブランド名で、漢字表記で「老蛙」です。会社は中国安徽省(あんきしょう、Anhui province)の合肥市(ごうひし、がっぴし)を拠点とし、社名はAnhui ChangGeng Optics Technology Company Limitedです。

新宿歌舞伎町
DMC-GM1に相応しいレンズ!
参考リンク[1]では、LAOWA 7.5mm F2 MFTをOlympusのM.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PROと比較して見ましたが、画質的には隅の方は7-14は少し劣るくらいで、極めて近い結論でした。
F2のボケ具合
XIAOMI YI TECHNOLOGY M1カメラ
MFだけで、7.5mm固定で、画角が0.5mmと僅か狭い、絞り情報が残らないというのは7-14との最大な差です。

しかし、価格は7-14の半分くらいで、開放はF2(同F2.8)、重量は170g (同534g、約1/3)、サイズは玉子よりも小さい(φ50 x 55 mmvs同φ78.9x105.8mm)、最短撮影距離12cm(同20cm)、フィルター接続か(同不可)等々を考えると、マイクロフォーサーズの一押しの超広角レンズでしょう。

都庁からの眺め
パナソニックLEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm/F2.8-4.0 ASPHもM.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PROとほぼ同様の仕様ですので、比較するとやはり本レンズに同様なメリットがあります。

LAOWA 7.5mm F2 MFTの仕様概要は以下の通りです。
発売日 2017.6月上旬
絞り羽根 7枚
最短撮影距離 0.12m
最大撮影倍率 0.11倍(35mm判換算0.22倍相当)
質量 170g
フィルター径 46mm
最大径 φ50 x 55 mm

護国寺本堂の横側の門
レンズの歪曲具合を分かる被写体
参考リンク[3]の画質評価は「絞り開放では、周辺部の解像にやや甘さが感じられるものの、超広角レンズにありがちな周辺部の放射状、同心円状の流れや像の乱れはほとんど感じない。画面中央は偽色を生じるほど切れ味鋭く、F2.8、F4と絞っていくと、周辺までシャープネスが向上していく。」です。

参考リンク[12]は実際の天体撮影、厳密に言うとオーロラ、の撮影例を見られます。
スナップショットにお勧め!

参考リンク
[1] 《実写レビュー》LAOWA 7.5mm F2は7-14mm PROに迫る解像度
[2] LAOWA 7.5mm F2 MFTをレビュー!超小型・軽量ながらバッチリな描写で超広角デビューにおすすめ!マイクロフォーサーズ用の作例・評判・特徴など!
[3]. 伊達淳一のレンズが欲しいッ!-LAOWA 7.5mm F2 MFT
[4]. Laowa 7.5mm F2 MFTの解像力・ボケなど光学特性を確認する【機材レビュー】
[5]. Laowa 7.5mm F/2レンズハンズオン
[6]. Laowa 7.5mm f/2 MFT C-Dreamer - Review / Test (Optical Limits)
[7]. LAOWAレンズとは?独特なマクロ撮影や美しいボケ味が魅力
[8]. Laowa 7.5mm f/2 MFT Review (Photography Blog)
[9]. Laowa 7.5mm f/2 MFT Review  (Trusted Reviews)
[10]. 超広角レンズLAOWA 7.5mm F2 MFTを持って屋久島宮之浦岳登山【1日目】
[11]. 超小型超広角レンズ!LAOWA 7.5mm F2 MFT(B級ライフログ)
[12]. 参りました!やっぱりオーロラのメッカ!ノルウェー トロムソ オーロラ 撮影レポ ① 2018

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