Review of PENTAX Optio I-10ペンタックス・コンパクトカメラ・レビュー
PENTAXが2010年2月下旬発売したコンパクトデジタルカメラ「Optio I-10」です。正確に言うと、「HOYA(株)PENTAXイメージング・システム事業部」からの発売でした。2020年現在はリコーイメージング株式会社の傘下になっていますが。
Optioシリーズ初の新機能として、ペット認識機能を装備したほか、1,280×720ピクセル、30fpsのHD動画記録にも対応しています。
本体の色は、パールホワイト、クラシックブラック、クラシックシルバーとあります。
クラッシックシルバーパールホワイト
PENTAX Optio I-10 Peal White パールホワイト |
背面ボタンの配置も従来機種から大きく変わっておらず、基本的な操作感覚は従来のOptioのままといえる。しかし一部ズームレバーが裏側を向いているのは、位置的にもオート110の巻き上げレバーを意識したものと思われる。」
お花撮影は手軽にできる 色合いはしっとりの方 |
PENTAX(現在RICOH)のオフィシャルHPによると、主な仕様は以下の通りです。
レンズ | PENTAXズームレンズ 6群7枚(非球面レンズ3枚使用) 【焦点距離】5.1~ 25.5mm(35ミリ判換算 約28~140mm) 【F値】F3.5(W)~F5.9(T) 【光学ズーム】5倍 【デジタルズーム倍率】約6.25倍 【インテリジェントズーム】7M時 約6.5倍、640時 約31.3倍(光学ズームとあわせたズーム倍率) |
手ぶれ軽減 | 【静止画】 CCDシフト方式(SRシェイクリダクション) 高感度によるぶれ軽減(高感度モード) 【動画】電子式(Movie SR) |
フォーカス | 【AF方式】9点マルチ/スポット/自動追尾 【撮影距離範囲(レンズ先端から)】 標準:0.4m~∞(ワイド端)、1m ~∞(テレ端) マクロ:0.1~ 0.5m(ワイド端)、0.2~ 0.5m(ズーム域の中間部) スーパーマクロ:0.08~0.15m(焦点距離:6.36mm時) 無限遠、パンフォーカス、マニュアルフォーカス切替可 |
顔認識 | 最大32人まで認識可、スマイルキャッチ、まばたき検出 |
有効画素数 | 約1210万画素(総画素数 約1239万画素) |
撮像素子 | 1/2.3型 CCD |
感度(標準出力感度) | オート、マニュアル(ISO 80~6400) |
電源 | リチウムイオンバッテリー D-LI 92、ACアダプターキット(別売) 【バッテリー寿命】 静止画撮影:約250枚(専用バッテリー使用) 再生時間:約300分(専用バッテリー使用) |
外形・寸法 | 約100.5(幅)×65(高)× 28(厚)mm(操作部材、突起部を除く) |
質量(重さ) | 撮影時】約153g(電池、SDメモリーカード含む) 【本体】約132g(電池、SDメモリーカード含まず) |
価格はOPENで、予想実売価格30,000円前後でした。中古品を3000円で購入しました。本体とバッテリのみでした。色はパールホワイトです。状態や付属品によっては1万円以上で出品される場合もあります。
[2]によると、「手ブレ軽減機能は撮像素子シフト方式の補正機構である「SR(Shake Reduction)」の採用により、高精度ジャイロセンサーが検知したぶれ量に対して、撮像素子を水平・垂直に動かして、シャッタースピード換算で最大約2.5段分相当の補正効果を実現する。被写体の明るさに応じて、最高ISO6400の高感度まで自動変更する高感度ブレ軽減モードや、動画撮影時専用の手ブレ軽減機能である「Movie SR」も搭載している。」
起動はやや遅く感じて、液晶画面は張られているフィルムの老化のせいか、画像がとても汚く見えます。しかし、PENTAXのマクロやスーパーマクロは思ったより使えます。被写体によって迷ってピントが合いにくいものもありますが、会えば思った以上綺麗な絵を得られます。2. HOYA、PENTAXのコンデジ“Optio”シリーズ新製品3機種を発売 - 一眼レフをイメージしたデザインモデルなど
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