Review of Sigma 28-80mm F3.5-5.6 Aspherical Macro + K30シグマオールドレンズレビュー

 Sigma 28-80mm F3.5-5.6 Aspherical Macroの発売時期は1999年で、生産終了は2010年です。
 焦点距離を80mmに設定し、マクロスイッチを押せばマクロで撮影ができます。通常最短撮影距離の50cmが25cm(最大で1/2倍)まで近寄ることができます。
ƒ/5.6 1/320 65 mm ISO 400

 情報は少ないが、[1]によると、基本仕様は以下の通りです。
レンズタイプ回転ZOOM
開放F値F3.5-5.6
フォーカスAF/MF
画角(35mm換算)?
レンズ構成*群*枚
対応マウントMD
絞り羽枚数8枚
フィルター径55mm
焦点距離28-80mm
最大径×長さ69x71mm
最短撮影距離0.25m
重量242g
最大撮影倍率発売

 [7]によると、フードは1C2FHで、価格は\38,000 (税込\39,900)で、キヤノン用は\40,000 (税込\42,000)でした。

ƒ/5.6 1/500 65 mm ISO 400

 同[1]によると、「このレンズ、古いSIGMA ZOOMでミノルタ用とくれば、ジャンクカゴの常連で、しかも誰も買っていかない。同じタイプのレンズのCANON EOS用がROMの不適合でCANONのデジカメでは動作しなかったのも悪い印象を与えたのかも知れませんが、EOS用以外はPK,NFそしてこのミノルタAマウントレンズも何の問題もなく普通に使えます。」
ƒ/5.6 1/500 65 mm ISO 400

 [2]によると、「カメラとセットで販売されるようなタイプの標準ズームレンズとして,ニコンからはAF Zoom-NIKKOR 28-80mm F3.5-5.6Dというものが33,000円で発売されている。それに対してシグマからは28-80mm F3.5-5.6(ミニズームマクロ)というものが,28,000円で発売されていた。比較的廉価な純正品に対しては,さらに低価格な商品を提案しているのである。」  

ƒ/5.6 1/200 65 mm ISO 400

ƒ/5.6 1/250 65 mm ISO 400

ƒ/5.6 1/250 65 mm ISO 400
 [3]と[6]によると、改造すれば、「80mm固定マクロを全域28-80mmでも可能になる」。その方法は「マクロ切り替えスイッチの下にある金属のストッパーをカットするだけ」だそうです。[3]は複雑な作業が必要で結果は綺麗です。[6]は乱暴で見た目は悪いが、少ない道具で短時間でできます。

 もともと低価格帯もの製品ですので、画質への過度の期待はできないが、軽くてコンパクトなボディで、程よいボケと接写ができるのは魅力です。

 当然ですが、スナップ写真も普通にとれます。
ƒ/3.5 1/6000 28 mm ISO 400
お散歩写真

ƒ/3.5 1/6000 28 mm ISO 400
送電線とタワーにズームイン

ƒ/5.6 1/800 28 mm ISO 400
町から消えるのはいつか分からない公衆電話

ƒ/5.6 1/640 80 mm ISO 400
ほぼ同じところからズームイン

 PENTAXフィルカメラ、SIMGA ZOOM 100-300mm F4.5-6.7 DLと合わせて4000円で購入しました。

ƒ/5.6 1/160 80 mm ISO 400

ƒ/5.6 1/500 80 mm ISO 400

ƒ/5.6 1/3200 65 mm ISO 400

ƒ/5.6 1/640 80 mm ISO 400

ƒ/5.6 1/250 80 mm ISO 400

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