Fish Eye Photography SONY フィッシュアイコンバーター VCL-ECF1レビュー

ソニーの「フィッシュアイコンバーター VCL-ECF1」は、ソニーEマントのレンズである「E16mm F2.8」に装着するだけで、10mm F2.8の対角線魚眼レンズと同等の写真を撮影可能にします。つまり35㎜フィルムカメラに換算すると15mmの魚眼レンズを実現できます。
 さすがに魚眼となると、相当な歪みが生じます。しかし、それをうまく利用すると、非常に楽しい写真が得られます。
 画質は、F値を絞っていくと、ほとんど隅から隅へとシャープな映像は得られます。
 れブレ防止機構はないが、焦点距離が短い分相当遅いシャッター速度でもそこそこ綺麗に撮影できます。
 以下いくつかのサンプル写真を紹介します。すべてNEX5で手持ちで撮影したものです。
 カレーショップのC&Cの写真はシャッター速度は1/20秒です。等倍に拡大してみても、ピントはきちんと当ていて、手振れは見られません。都庁の写真は1/6秒という超スローシャッター速度です。それでも何とか綺麗に撮れました。
 駒形橋で水平線をなるべく中心に持ってくると、立派なパノラマ写真を撮影できます。それを横長に切り取ると、変形は殆ど分からない程のパノラマになります。
 値段は1万3千円前後ですので、他のSLR用10mmを含むレンズと比較すると、数分の1しかしません。実にコストパフォーマンスの高い逸品です。
 装着も非常に簡単で、レンズカバーも邪魔にならないで、実用的にできています。

 (関連記事SONY VCL-ECF1 フィッシュアイコンバーターで東京駅を撮る 魚眼の世界フィッシュアイコンバーターで渋谷を撮る 魚眼の世界フィッシュアイコンバーターで銀座を撮る 魚眼の世界も一緒にご覧になってくださいませ!)
世界らん展日本大賞2015
世界らん展日本大賞2015 假屋崎省吾 ~蘭の世界~
世界らん展日本大賞2015 会場全体

カレーショップC&Cの真ん前で撮影したもの。楕円形変形はよくわかる
細い路地はぐんと広がってしまう
新宿副都心にある超高層ビル群も軽く写真一枚に収まってしまう。
モンスター都庁でも、このように丸ごと収められる
駒形橋では見事なパノラマ写真になる
今話題の東京スカイツリーでもランドスケープで余裕に入る
スカイツリーの真ん前で撮影すると面白く変形してしまう
雷門の間近で撮影
浅草寺の真ん前
商店だった、端から端まで入ってしまう
ヨドバシカメラ新宿西口店
バーガーキング新宿西口店
汐留 クリスマス・イルミネーション 2012
秩父の芝桜。魚眼の力で、ほぼ全会場をカバーできる
渋谷のスペイン坂。ライズビル側(道路を挟んでPARCOの反対側)
秋葉原のビルにある巨大なアニメも難なく収められる
水平に持たないと歪みが酷くなるので、右上の角は若干外されている
清洲橋
日本橋
東京国際フォーラム。2番目の通路から
東京国際フォーラム。同位置で縦
東京国際フォーラムの天井
秋葉原駅の中央出口
秋葉原センタープレイスビルヨドバシカメラマルチメディアAkiba
秋葉原電気街出口
SEGA、ヤマダ電機LABI・秋葉原パソコン館やアトレ秋葉原1等
瀬戸内国際芸術祭り2013
63 ≪小豆島の光≫ ワン・ウェンチー(王文志)
ドームの中から
千葉県にある鋸山の岩切場跡
手持ちだったので、F値はやや解放側に設定した
もうちょっと絞った方はよりシャープになるはず
鋸山の岩切場跡その2
変形によってスケール感は結構失われたが、
通常一枚に収まらないシーンだから、やはり感動!
東京ドームの正面入り口
Oh Gateから正面入り口方向を見る東京ドーム

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