Photography of Reflections 写真撮影実践:反射編

 反射(はんしゃ、英語: reflection)は、光や音などの波がある面で跳ね返る反応のことです。また、「光などの電磁波は、屈折率が異なる物質間の境界面で、入射光の一部または全部が反射される。」(ともにWikipedia
 反射によって、被写体の鏡像と一緒に見られるだけではありません。水面の内容、光の方向・強さ、視線の角度などにより、千変万化の景色を楽しむことができます。実物と反射は対称性を保ちながら、水面の変化により、万華鏡(まんげきょう)と違った異次元の世界を形成してくれます。
 被写体の反射だけを見ると、水面の波紋により、見事な抽象絵を見ることもできれば、実物より色合い豊かな映像も見られます。
 反射の原理から考えれば、水面だけによるものではありません。現代の人工物の内外においても、さまざまな反射を楽しむことはできます。
 反射のある写真を撮影するとなりますと、意外と難しいところがあります。それは、実物体とその反射の明るさは大きく違うことあ多いからです。改善策としては、特殊なフィルター(例えば半分だけの減光フィルタ)は考えられます。
皇居外堀にある城壁の反射
皇居外堀にある都市の反射
野川にある桜並木の反射
隅田川にある都市と屋形船の反射
中国浙江省嘉興市の古い街並み
中国浙江省嘉興市の古い街並み
井之頭公園の池にある反射。実物と反射の明るさが大きい例
ソウル金浦空港の建物内にある反射。実物の反射より、周囲の光の反射
中国上海浦東空港内にある反射
コンデジの自動HDR写真機能で撮影した紅葉などの反射
模様はゆっくりと波動していた水面によるもの
川沿いの杭も、角度によっては面白いショットになる
羽田空港国際ターミナルのチェックインカウンター
中国青島国際空港構内。日光による投影も演出に貢献
中国青島国際空港構内
カルガモ、青空、橋のペンキと川辺にあるビルが作り出した抽象画
神代植物公園にある池と冬の樹木
オーソドックスな二重橋
和田倉噴水公園
皇居警察本部旧枢密院の一部(東南角)
ガラス張りのビルに反射されているビルは抽象画を作り出す
バラす張りのビルに映る青空と雲
青山一丁目にあるビルの反射。空と一体になっている

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