Mirror's Vibration versus Shutter Speed 一眼レフのミラー振動とシャッター速度の関係
せっかく気に入った一眼レフカメラと三脚を入手したのに、なぜかピントがしっかり合った写真を撮れないことはありませんか。
それは、自分の腕が悪いからでもなく、カメラが不良であるからでもありません。一番考えられるのは、「一眼」のためのミラーによる振動(Mirror Slap)です。もう一つの振動源は撮影者によって与えられるものです。ミラーの振動によって、シャッター速度の1/4の解像度しかないという研究もあります[2]。
ミラー振動の詳細については参考リンクに参照されたいです。まとめると、三脚撮影を含めて、一番高い解像度を得るために、以下のことに注意をしなければいけないようです。
- リリースをなるべく使う
- 1/8から1/125までのシャッター速度を避ける
- カメラから手を放してから5秒以上を待ってからシャッターを切る
- ライブビュー撮影機能があるときに、それを使って撮影する
ただし、焦点距離が長いほど、振動がより酷くなるので、上記の数値をより厳しくするに越したことはありません。
参考リンク
- D7000ミラーアップ振動量と手振れ補正効果(魚拓キャッシュ)
- 一眼レフが抱えるブレ問題,その深刻さが明らかに(魚拓キャッシュ)
- Effects of mirror slap and vibration(魚拓キャッシュ):英語ですが、ミラーの振動とそれを避ける推奨方法をよくまとめられている