9 Rules for Digital Photography 写真理論メモ-デジカメで行楽写真のワンランクアップ術
日経新聞2010/4/20 11:00付の「デジカメ写真、失敗を防ぐ9鉄則 」には、以下のコツを教えてくれました。
入門・初心者的な内容ではありますが、どれもこれも忘れてはいい写真を撮れにくくなってしまいますので、常に実践しましょう。内容は、「屋外での撮影は「ぶれ」に注意」、「背景がにぎやかな観光地。撮りたいものにピントを合わせるには」、「光をうまくりようするには」、「思い出を生き生きと残すには」に関するものです。
余談ですが、工事写真撮影10の鉄則もあるようです。
さらに、行楽では難しいことは多いがが、ライティング・テクニックに関しましては、キャノンのFlash Workは大変参考になります。同サイトには、バウンス、ワイヤレス多灯、主光源と補助光源などについて詳細に説明してくれています。
フォトグラファーである上田晃司氏の「今から使える!デジタル一眼レフカメラの写真がすぐに上達する撮影技」も読みやすくて、分かりやすいものです。大項目は以下の通りです。
思い出を残す記念写真の鉄則構図に関しましては、独断で選んだ構図ベスト6は結構楽しい読み物です。三角、逆三角、日の丸、シンメトリー、対角線(押し、視線の移動)、黄金比分割、引き算などの構図について、実写写真を持って説明してくれます。
「愛車」をかっこよく写す撮影術
- 人物が向いている方向の空間を少し空けてみよう
- 夜景と人物をいっしょに撮る場合はスローシンクロを使いましょう
- 自由に撮影できる範囲を変更できるズームレンズを使おう
- レンズの絞りはF5.6で撮影しよう
「子供」を撮影
- ローアングルから水平アングルの間で撮影しよう
- クルマやバイクはモノクロで撮影するとさらにかっこよくなる
- 焦点距離が50~100mmくらいのレンズで立体感を出す
- 絞り値をいちばん小さくして余計な物を目立たなくする
「料理」を撮影
- 子どもの自然な表情を切り取りましょう
- 子どもの目線に合わせて撮影しよう
- 撮影するときには逆光か、日陰のときを選ぼう
- 単焦点レンズで撮ってみよう
「花」を撮影する
- 旅先で入ったお店の雰囲気を活かす
- 見た目の雰囲気に近い色合いを再現しよう
- 暗部補正機能を使って陰が目立たないようにしよう
- 広角レンズを使い、料理と店内を一緒に撮影する
- 【交換レンズでランクアップ】花を雰囲気のある作品にする
- マクロレンズを使って小さな花を大きく写す
- 背景を大きくぼかして花を浮き立たせよう
- ライブビュー撮影でピントを合わせよう
- たくさん写真を撮ることが、写真上達への秘訣