Memo of Photography Techniques - Slow Shutter Speed 写真撮影テニクニックメモ:スローシャッター速度

 綺麗な写真を撮るためには様々な基本要素はあります。「綺麗」というのは、ピントが合ってほしいところを「シャープ」に写してほしいというなら、「シャッター速度」(早いほどいい)と「絞り」(F値が大きいほどいい)は重要です。
 だから、いろいろなプロがよく言うのは、とにかくなるべく早いシャッター速度を使うことです。暗いところであれば、ISOを高くして、ノイズが少々乗ってもいいから、高いシャッター速度を使えるように設定を変えることです。
 ところで、意図的に遅い(スロー)シャッター速度を使いたい場合もあります。
その一例は動きのあるものの速度感を表現したいことです。町の景色を撮る時に、人が忙しそうに相互歩いているを表現している時に、スローのシャッター速度を使うと、人の動きをダイナミック的に表現できます。
 下の写真は、電車がホームに入ったところで、遅めのシャッター速度で撮影したものです。電車の流線状のボケは、その速度を感じさせられます。よく見られる似た例は滝や、川の流れを撮影する例です。後者は速度感より、水の動きによるボケから神秘的な雰囲気を醸し出すためでしょう。「滝とスローシャッター考察」にはいい作品例があります。

上記の例と反対にたとえば電車の動きに従ってカメラを動かしながら撮影する方法もあります。つまり流し撮りです。「その方法は、固定したい被写体にレンズを向け、シャッターが開いている間はその位置がずれないように、その被写体の動きに合わせてカメラを動かす。背景は露光中にカメラが動いた分だけぶれ、被写体は止まっているように写る。離着陸・低空飛行中の航空機や走行中の列車、サーキットの自動車・バイク、競技中のスポーツ選手、競走馬など、動きの速い被写体のスピードを強調するために欠かせない技法である。」(Wikipedia

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