Fujifilm X100、SIGMA DP1s MerrillとSony RX100の三社のコンパクトで単焦点の三強(少なくと発売当初)で夜景撮影対決することにしました。厳密にいうとRX100は単焦点ではないが、ボケや明るさ、画角を優先したい場合、広角のまま使うことは多いので、自分にとっては殆ど単焦点のようなものです。勿論、必要になると、4倍近くまでのズームも貴重です。
どちらも写真愛好家に魅力的な仕様と作りで、どちらも捨てがたい存在です。
それで、それぞれどれだけの利点と欠点を確認することにしました。
全体的には、Fujifilmの絞り優先モードの自動測光はほかの2機種より1.5ステップ位明るい傾向です。
色合い的には、Fujifilmは(人間の肌に合わせて調整したせいか)暖色に偏り傾向はあります。その反対はSIGMAで、クールな色合いに偏ります。SONYはその間の感じです。
画素レベルでの明るさの余裕度は当然ながらFujifilmの圧勝になります。露出調整なしだと、他の機種より1ステップか2ステップ以上長時間露出する傾向にあるが、それでも明るさには厚みがあります。
長時間露出時のノイズリダクションは明らかの差は見られませんでした。どちらも素晴らしく処理できているように見えます。
以下は明記以外、ISO400に固定し、絞り優先モードで、露出補正なしで、窓の台に置いた鞄に乗せながら、窓ガラスに押し付けた状態で撮影したものです。
手持ちと三脚の間だから、長時間露出すると結構失敗することは多いです。但し、FujifilmのX100は本体が一番重いお蔭で露出時間が一番がない割に、一番安定感はありました。
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Fujifilm-X100 F2.8 |
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SIGMA DP1 Merrill F2.8 |
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Sony RX100 ISO800 F1.8 |
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Fujifilm X100 |
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SIGMA DP1 Merrill |
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SONY RX100 |
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Fujifilm X100 |
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SIGMA DP1 Merrill |
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SONY RX100 |
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以下は露出補正をするように撮影したものです。手持ち撮影でした。
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Fujifilm-X100 EV補正-1.33 |
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SIGMA DP1 Merrill EV補正-1.70 |
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Sony RX100 EV補正-0.7 |
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