Photography Memo - Space Compression with Zoom Lens ズームレンズによる圧縮効果

 Wikipediaによると、「圧縮効果(あっしゅくこうか)とは、距離が離れているはずの複数の被写体が、距離を感じさせなくなる、という効果である。望遠レンズで撮影することでこの効果が大きくなる。」

 実際RX100で、広角側と望遠側で同じシーンを撮影してみる以下のようになります。

 焦点距離の倍率は約2.5倍ですが、背景にある東京スカイツリーと作品との相対的なサイズ(高さ)は約5倍くらい違うようになりました。当然、東京スカイツリーが作品までの距離感もぐんと近くなりました。
作品の端からすぐのところから、広角(10.40mm)で撮影したもの
作品の端から約10メートル離れたところで、望遠(25.32mm)で撮影したもの。
広角(35㎜フィルム換算で28㎜)撮影した和田倉橋
奥にある柱と手前のものの高さ比率は約7:1である
手前の柱はカメラまで近いので、中心投影による変形はより大きい
同カメラの3.7倍ズーム(35㎜フィルム換算で約100㎜)で撮影した和田倉橋
奥にある柱と手前のものの高さ比率は約3:1である
視角的には、こちらの方はバランスがより取れていると感じる

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