Review of RICOH CX1 リコー・コンパクト・デジタル・カメラレビュー

 ジャンク屋で1000円で購入しました。バッテリはあったが、チャージャーはありませんでした。

 発売日は2009年3月13日で、2015年10月29日現在まで約6年半立ちました。その後、CX2、CX3、CX4、CX5を経て、CX6を最後にして、2011年末ごろCXシリーズは生産終了になりました。

 まず、最大な特徴は以下の通りです。
  • 自動モードしかない。AやP、S、Mモードはない。精々露出補正やISO、画質などをカスタムボタンにアサインする位
  • RAWフォーマットない
  • 上記の特徴の割に、ボディは極めて小さいわけでもない

 これだけで買わなくなる人も当然大勢いるに違いありません。見る気すらなくなるかもしれません。

 自動でよくて、RAWもいらない人は、次の評価を見ていただければよいです。

 口コミを見ると、まず「ダイナミックレンジダブルショットモード」(DR)は割と好評のようです。

 CX2は望遠は300mm相当まで伸びたが、望遠側少し暗くなるのと、画質も落ちたことで、CX2よりCX1を好む人もいます。

 CXシリーズはCX6(発売日:2011年12月3日(土))で最後になりました。それは、おそらく1年後すぐ生産終了になりました。そのCXシリーズの最高峰はひとつ前の機種であるCX5より進化した主な項目は以下の通りです(RICOH HP参照)。
  • AF合焦時間(最短):0.1秒
  • ズームアシスト表示:搭載
  • 絞り/シャッタースピード優先モード:搭載(つまりAとSモードつい登場!)
 確かにあればうれしい機能ではありますが、スナップ専門の人ならば、AF合焦時間以外は大して関係ないでしょう。

 CX1とCX2以後の最大な差は裏面照射型CMOSでしょう。それも、そこそこ明るいところであれば、あまり関係はありません。

 CX1に戻しますが、ISOは400までならノイズ殆ど気にならないです。

 しばらく使った感触は、素晴らしい一言に尽きます!

 まず、動きはとても軽快です。勿論、反応はより速い機種もありますが、個人的に十分ストレスなしに使える範囲です。AFの動作はほとんど精確で、迷いは少ないです。

 それから、起動時のノイズは確かにまだRシリーズから受け継いでいます。しかし、音は大分小さくなりました。

 もちろん、他の「ジャンク」(的な)カメラも共通していますが、暗いところではやはりどうしても無理があります。何しろ、絞りは広角側でも開放値F3.3ですので、ほかのF2.8やF1.8などの機種に比べると、その分の差は出てきます。



ズーム(18.4㎜、約3.6倍)





 次は、DRのテストショットです。
標準モード
DRモード
確かに暗いところのディテールは再現されるようになった
明るいところにも色飛びはなかった
次はズームのテストショットです。すべて-0.7の露出補正をしました。
恒例のモード学園撮影(新宿駅西口から)。広角
2モード学園の天辺に00㎜相当でズームイン
その横に見える住友ビルに200㎜でズームイン
次は夜景のテストショットです。

初台交差点
麺うら裏
住所:東京都渋谷区幡ヶ谷3-11-9 1F
電話番号:03-6300-4699
佐鳴予備校の入口上部
新宿近くで散歩時に遭遇した野良猫(トリミングあり)
ISO100 F4.8 S1/64s 焦点距離18.4(約3.2倍ズーム)


レビューの参考リンク
Ricoh CX1-Full Review:特に色再現について分かりやすくレビュー
RICOH CX1 - 超高速 CMOS コンデジ ファーストレビュー
REVIEW / CX1(digitalversusによる)
たまらない軽快さ リコー CX2レビュー:Allaboutによるもの。(同リコー CX2 実写画像

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