Review of Fujifilm FinePix F450 (Square Mini) 富士フィルム・コンパクト・デジタル・カメラ・ファインピックス スクエア ミニ・レビュー
FinePixe F450は富士写真フイルム株式会社から2004年(平成16年)7月18日同シリーズのFinePix F440とほぼ一緒(シルバー同4日、ワイトとワインレッドは同7月31日)に発売された製品です。愛称は「ファインピックス スクエア ミニ」です。
愛称の通り、本体外形寸法は「(幅)74.5mm×(高さ)62.3mm×(奥行き)21.3mm(突起部含まず)」ですので、ほぼ正方形に近い形です。
主な仕様は以下の通りです。
別売りのアクセサリーには以下のものがあります。
FinePixシリーズ最大の特徴でもあるスーパーCCDハニカムが採用されませんでした。
連写機能はありません。
樽型歪曲は顕著です。
手振れ防止機能がないため、望遠撮影には手振れ対策が必須です。
撮影時質量は約165g(付属バッテリー、xD-ピクチャーカード含む)だが、ボディが小さいせいか、もっと重く感じます。
パワーボタンは前面にあるスライド式のスイッチで、最初は全く気が付きませんでした。電源を入れるまで少々時間がかかりました。個人的にはボディが小さいため、このスイッチをあまりすんなり使おこなせません。
立ち上がりは2秒と言われますが、実際もっと長く感じます。
画質は「かなり締まりのいい画像が得らる」との評価です[1]。また、室内と屋外の差が大きくて、屋外で撮影した方の画質は断然よいそうです[3]。一般的には、コンデジは室内での撮影が苦手である傾向はあるが、この機種は特にそうだという評価です。
バッテリーの持ちは思ったよりよかったです。満充電の状態で、256枚撮ってほぼなくなった程度(バッテリ残量表示は赤)です。FUJIFILMのオフィシャル仕様では、「バッテリー寿命:約150枚」となっています。
トリビアですが、通常メーカーが言っているバッテリー寿命はCIPAの規格によるものです。FUJIFILMのオフィシャルHPにあるものを以下に引用します。上記の256枚テスト撮影よりはハードは使い方ですので、150枚より多くとれるのも納得です。
ほかのレビューでも言われる通り、明るいところでしたら、無難な写真を撮れる可愛いコンデジです。
画質はカリカリのシャープさがなくて、これも普通です。
撮像素子は1/2.5で、今でいうと小さい方ではあるが、有効画素数も少ないので、よくある塗り絵的な出来はほぼありません。そういう意味では、「正直な」しようでしょう。
望遠は130mm相当で、小さいボディにしてはよく頑張った方です。広角は38㎜だから、微妙に「標準レンズ」よりです。
ジャンク屋で300円で購入しました。外観状態は新品同様と言ってもいいくらい綺麗です。幸いなことにバッテリもありました。記録メディアはxD-ピクチャーカードですので、持っていない人なら、その本体価格300円の7,8倍を出費しないと入手できません。
因みに、この買い物で入手したバッテリNP-30を以前購入したFinePix F440に入れてテストしてみたが、残念ながらレンズの方はぶっ壊れたようです。どうもいつもめちゃくちゃ解放したかのような状態になっていて、無理やり撮影してみても、液晶ディスプレーで見たままのでかいボケ円形が写るだけです。350円位の買い物だったので、パーツ予備軍を購入しただけでした。
後日さらに使ってみた感想としては、大変使いやすくて画質や色も気に入っているので、さらにジャンク屋で出会った同機種を同じ300円で追加購入しました!バッテリもなく、状態も最初のものより悪いが、写りはしっかりしているので、躊躇なく投資しました。以後遊びに常用するものができてうれしい限りです。
因みに、2015年12月2日現在、amazon.comで140ドルと214ドルで中古の出品があります。
参考リンク
[1]: デジタルカメラレビュー FinePix F440/F450レビュー。Allaboutによるレビュー
[2]: 富士写真フイルム FinePix F440/F450:PC Watchによるレビュー
[3] Fuji Finepix F450 Review(英語):Digital Camerasによるレビュー
[4] 我楽多苑 FinePix F420 F440 F450:修理の実績を紹介。ジャンクカメラの入手先は「J&P特価市」と「日本橋」(大阪)と言及。前者はおそらく「〒556-0005大阪府大阪市浪速区日本橋5-6-7」にある上新電機のジョーシン::J&Pテクノランドだと推測している。東京ならば、アウトレット三鷹店(〒181-0014東京都三鷹市野崎1-20-17)でもよい掘り出し物が見つかるかもしれない。
愛称の通り、本体外形寸法は「(幅)74.5mm×(高さ)62.3mm×(奥行き)21.3mm(突起部含まず)」ですので、ほぼ正方形に近い形です。
主な仕様は以下の通りです。
- 撮像素子:1/2.5型 正方画素CCD 原色フィルター採用
- 記録メディア:xD-ピクチャーカード
- レンズ:フジノン光学式3.4倍ズームレンズ
- 焦点距離:f=6.3mm~21.6mm(35mmフィルム換算:38mm~130mm相当)
- 開放F値:F2.8~F5.5
- 絞り:F2.8 / F7.4(そう、二つしかない!)
- 撮影可能範囲:標準:約60cm~∞ / マクロ:[広角] 約9cm~80cm / [望遠]約39cm~80cm
- 撮影感度:AUTO(ISO80~400)、ISO80/100/200/400
- ファインダー:実像式光学ズームファインダー(視野率約78%)
- 測光方式:TTL64分割測光
- シャッタースピード:2秒~1/2000秒(メカニカルシャッター併用)
- ストロボ:CCD調光によるオートストロボ 撮影可能範囲(感度AUTO時)広角:約30cm~3.6m/望遠:約60cm~2.0m
- ストロボ発光モード:オート / 赤目軽減 / 強制発光 / 発光禁止 / スローシンクロ / 赤目軽減+スローシンクロ
- 電源:充電式バッテリー NP-30(リチウムイオンタイプ)(付属)
別売りのアクセサリーには以下のものがあります。
専用防水プロテクター WP-FX440。定価:23,000円(税込み24,150円)PC/テレビへの接続・充電はクレードル経由で行われます。
FinePixシリーズ最大の特徴でもあるスーパーCCDハニカムが採用されませんでした。
連写機能はありません。
樽型歪曲は顕著です。
手振れ防止機能がないため、望遠撮影には手振れ対策が必須です。
撮影時質量は約165g(付属バッテリー、xD-ピクチャーカード含む)だが、ボディが小さいせいか、もっと重く感じます。
パワーボタンは前面にあるスライド式のスイッチで、最初は全く気が付きませんでした。電源を入れるまで少々時間がかかりました。個人的にはボディが小さいため、このスイッチをあまりすんなり使おこなせません。
立ち上がりは2秒と言われますが、実際もっと長く感じます。
画質は「かなり締まりのいい画像が得らる」との評価です[1]。また、室内と屋外の差が大きくて、屋外で撮影した方の画質は断然よいそうです[3]。一般的には、コンデジは室内での撮影が苦手である傾向はあるが、この機種は特にそうだという評価です。
バッテリーの持ちは思ったよりよかったです。満充電の状態で、256枚撮ってほぼなくなった程度(バッテリ残量表示は赤)です。FUJIFILMのオフィシャル仕様では、「バッテリー寿命:約150枚」となっています。
トリビアですが、通常メーカーが言っているバッテリー寿命はCIPAの規格によるものです。FUJIFILMのオフィシャルHPにあるものを以下に引用します。上記の256枚テスト撮影よりはハードは使い方ですので、150枚より多くとれるのも納得です。
CIPA(カメラ映像機器工業会:Camera & Imaging Products Association)規格による電池寿命測定法(抜粋)マクロとフラッシュ用のボタンは大変便利です。
バッテリーは付属のものを使用。記録メディアはxD-ピクチャーカードを使用。液晶モニターON、温度(23℃)、30秒毎に1回撮影、撮影ごとに光学ズームを広角側と望遠側で交互に繰り返して端点まで移動し、2回に1回ストロボをフル発光、10回に1回電源をOFF/ON/して撮影。
LOUIS VUITTONのショーウインドウにある展示をマクロで撮影 ISP100 F7.4 S1/500秒 露出補正-1/3 |
逆光でコントラストの大きいシーン。暗部でも問題なく再現 SIO100 F7.4 S1/160秒 露出補正-1/3 |
新宿東口&ビルの反射。広角(38㎜相当) ISO100 F7.4 S1/200秒 露出補正-1/3 |
中心部に3.4倍ズーム(130㎜相当) ISO100 F5.5 S1/420秒 露出補正-1/3 焦点距離21.6mm |
広角。ISO100 F2.8 S1/50秒 露出補正-1/3 |
画質はカリカリのシャープさがなくて、これも普通です。
撮像素子は1/2.5で、今でいうと小さい方ではあるが、有効画素数も少ないので、よくある塗り絵的な出来はほぼありません。そういう意味では、「正直な」しようでしょう。
望遠は130mm相当で、小さいボディにしてはよく頑張った方です。広角は38㎜だから、微妙に「標準レンズ」よりです。
ジャンク屋で300円で購入しました。外観状態は新品同様と言ってもいいくらい綺麗です。幸いなことにバッテリもありました。記録メディアはxD-ピクチャーカードですので、持っていない人なら、その本体価格300円の7,8倍を出費しないと入手できません。
因みに、この買い物で入手したバッテリNP-30を以前購入したFinePix F440に入れてテストしてみたが、残念ながらレンズの方はぶっ壊れたようです。どうもいつもめちゃくちゃ解放したかのような状態になっていて、無理やり撮影してみても、液晶ディスプレーで見たままのでかいボケ円形が写るだけです。350円位の買い物だったので、パーツ予備軍を購入しただけでした。
奥多摩湖付近でマクロ撮影 |
奥多摩湖 |
因みに、2015年12月2日現在、amazon.comで140ドルと214ドルで中古の出品があります。
参考リンク
[1]: デジタルカメラレビュー FinePix F440/F450レビュー。Allaboutによるレビュー
[2]: 富士写真フイルム FinePix F440/F450:PC Watchによるレビュー
[3] Fuji Finepix F450 Review(英語):Digital Camerasによるレビュー
[4] 我楽多苑 FinePix F420 F440 F450:修理の実績を紹介。ジャンクカメラの入手先は「J&P特価市」と「日本橋」(大阪)と言及。前者はおそらく「〒556-0005大阪府大阪市浪速区日本橋5-6-7」にある上新電機のジョーシン::J&Pテクノランドだと推測している。東京ならば、アウトレット三鷹店(〒181-0014東京都三鷹市野崎1-20-17)でもよい掘り出し物が見つかるかもしれない。