Review of RICOH GX200 VF Kit リコー・コンパクト・デジタル・カメラ・レビュー
RICOH GX200 VF Kitの発売日は2008年7月4日で、VF KITの7万9800円です。つまり、ハイエンドのコンパクト機です。
Ricohファン、特にGRデジタルやGRなどのファンにとっては、GXシリーズも非常に特徴的で欠かせない存在です。それはこの三シリーズの中で唯一ズーム付きの機種だからです。
この機種をさらに頼もしくしてくれるのは、アクセサリーのDW-6(19㎜相当の広角コンバージョンレンズ)とTC-1(テレコンバージョンレンズ)です。後者では135mm相当の望遠撮影が可能です。
リコーのオフィシャルHPによると、主な仕様は以下の通りです。
同HPによると、「新しい機能」は以下の通りです。
VF-1はGX200、Caplio GX100のアクセサリーシューに接続する専用の液晶ビューファインダーです。約20.1万画素相当で、視野率は100%です。ありがたいのは、90度まで回転できることです。晴天下のローアングル撮影はより楽になるはずです。
バッテリはDB-60です。リコーのコンデジ用バッテリは割と共通性が高いので、中古カメラを使っていてもあまり困らないです。
どうやら、評判にあるノイズは真実で、ISO64でも眼立ちます。RAWはノイズがそれほど酷くなくて、JPEGに変換するときにノイズが残るという人がいます。時間がある時にじっくり評価しましょう。
この機種はLUMIX LX3に近いが、画質や色などが好みのことがあるにしても、マクロ撮影だけでは圧勝でしょう。しかし、フォーカスの遅さに不満を感じる人も少なくありません。
初めてのテストショットは、間違って買った当初の設定ですべて日付がつくようになっています。格好悪いが、初撮影の記念だと割り切るしかありません。
中古の程度はBで13980円でした。VF-1だけでもメーカー希望小売価格が22000円であることを考えると、なんとも得した気分です。さすがまだまだ「ジャンク」扱いまではほど遠い存在で、これだけの出費をしないと、手に入りません。
しかし、暫く使ってみて初めて分かったのは、「B」の理由は横側にねじ一本なくなったことです!道理でいくら見ても大して傷や汚れがないのに、どうして程度がBであるか分からなかったわけです。それでも、1万9千台の出品はざらですので、納得の行く価格設定です。
一つ気になるのは、Micro SDをSDへ変換するアダプターを認識しないことです。二つほどのメーカーの物を試したが、どちらも認識されませんでした。
ノイズのことで、新年ギリギリの七福神廻りツアで撮影した写真で検証してみました。比較はLightroomで処理したRAWフォーマット(DNG)と同時に出力されるJPEGを見比べることにしました。
次は、食べログとマクロを兼ねた撮影テストです。復活を目指して頑張っているマクドナルドのソーセージエッグマフィンの「物撮り」です。
Ricohファン、特にGRデジタルやGRなどのファンにとっては、GXシリーズも非常に特徴的で欠かせない存在です。それはこの三シリーズの中で唯一ズーム付きの機種だからです。
この機種をさらに頼もしくしてくれるのは、アクセサリーのDW-6(19㎜相当の広角コンバージョンレンズ)とTC-1(テレコンバージョンレンズ)です。後者では135mm相当の望遠撮影が可能です。
リコーのオフィシャルHPによると、主な仕様は以下の通りです。
カメラ部有効画素数 | 約1210万画素 | |
撮像素子 | 1/1.7型原色CCD(総画素数 約1240万画素) | |
レンズ | 焦点距離 | f=5.1~15.3mm (焦点距離の35mm換算値で24~72mm。ステップズーム設定時、24mm、28mm、35mm、50mm、72mmに固定可能) |
F値 | F2.5(広角)~F4.4(望遠) | |
撮影距離範囲 | 通常撮影:約30cm ~ ∞(広角)、約30cm ~ ∞(望遠)(レンズ先端から) マクロ撮影:レンズ先端から約1.0cm ~ ∞(広角)、約4.0cm ~ ∞(望遠)、約1.0cm ~ ∞(ズームマクロ)(レンズ先端から) | |
レンズ構成 | 7群11枚 | |
ズーム倍率 | 光学ズーム:3.0倍(焦点距離の35mm換算値で24~72mm)デジタルズーム:4.0倍 光学ズーム併用 最大12倍(288mm相当) オートリサイズズーム:6.3倍 光学ズーム併用 最大18.9倍(453mm相当)(画像はVGA) | |
フォーカスモード | マルチAF(CCD方式)/スポットAF(CCD方式)/マニュアルフォーカス/スナップ/∞(フォーカスロック、AF補助光あり) | |
ブレ軽減機能 | CCDシフト方式ブレ補正機能 |
同HPによると、「新しい機能」は以下の通りです。
- マイセッティング&Fnボタン
- 電子水準器
- フラッシュ機能
- テレコンバージョンレンズ(オプション)
- RAWモード
- 自動開閉キャップ(オプション)
- ディストーション補正
- 撮影時&撮影後補正
VF-1はGX200、Caplio GX100のアクセサリーシューに接続する専用の液晶ビューファインダーです。約20.1万画素相当で、視野率は100%です。ありがたいのは、90度まで回転できることです。晴天下のローアングル撮影はより楽になるはずです。
バッテリはDB-60です。リコーのコンデジ用バッテリは割と共通性が高いので、中古カメラを使っていてもあまり困らないです。
どうやら、評判にあるノイズは真実で、ISO64でも眼立ちます。RAWはノイズがそれほど酷くなくて、JPEGに変換するときにノイズが残るという人がいます。時間がある時にじっくり評価しましょう。
この機種はLUMIX LX3に近いが、画質や色などが好みのことがあるにしても、マクロ撮影だけでは圧勝でしょう。しかし、フォーカスの遅さに不満を感じる人も少なくありません。
初めてのテストショットは、間違って買った当初の設定ですべて日付がつくようになっています。格好悪いが、初撮影の記念だと割り切るしかありません。
都庁北展望台から見る新宿高層ビル 暗部のノイズはかなり目立つ |
同じ場所からランドスケープフレーム |
さらにビルの頂上にズームイン |
縦のフレームでビルにズームイン |
おしゃれな東京モード学園にズームイン |
しかし、暫く使ってみて初めて分かったのは、「B」の理由は横側にねじ一本なくなったことです!道理でいくら見ても大して傷や汚れがないのに、どうして程度がBであるか分からなかったわけです。それでも、1万9千台の出品はざらですので、納得の行く価格設定です。
一つ気になるのは、Micro SDをSDへ変換するアダプターを認識しないことです。二つほどのメーカーの物を試したが、どちらも認識されませんでした。
ノイズのことで、新年ギリギリの七福神廻りツアで撮影した写真で検証してみました。比較はLightroomで処理したRAWフォーマット(DNG)と同時に出力されるJPEGを見比べることにしました。
JPEG出力 |
DNGをLightroomによる出力。露出だけなるべく一緒になるように調整 |
JPEG出力の暗部を切り出し |
DGN出力の同箇所を切り出し 見た目ではノイズが明らかに上の画像より少ない |
マクドナルドのソーセージエッグマフィン 割と忠実な色再現ですので、鮮やかさには欠けている |
同マクドナルドのハッシュポテト |
背景を取り入れてボケを確認 |
商品の撮影。樽型歪みは一目瞭然 |
谷中にある観音寺の築地壁 |
神社のお焚き上げ |
マクロ撮影。霜降りの花 |
汐留カレッタの展望スペースから |
マクロ 何の虫だろう? |
同マクロ 違う角度 |