Review of YI Action Camera, XiaoYi Sports Camera 小米アクションカメラ・レビュー

小米の小蟻運動照相機(YI Action Camera)の最大な特徴はコンパクトなボディでフルHDビデオ、16メガ画素静止画、超広角(Full HD 1080p Videos、16 MP Photos、Ultra-wide angle lens)を楽しめることです。また、価格も中国で買うと400元とかなり安いです。

720pであれば、120 fpsでのスローモーションムービーも撮れます。

超広角とは155度の視角です。

一番うれしいのはレンズの明るさです。開放F値は2.0です!

撮像素子はソニーの16M画素のExmor R CMOSセンサーです。

イメージプロセッサーにはAmbarellaのA7LSを使用します。

動画撮影はフルHDで、ボケ低減や手振れ防止(MCTF Motion Compensation)機能もあります(full HD video streaming, noise and blur reduction, and image stabilization)。

YI Actionというアプリをダウンロードして、WiFiを通じてカメラの制御を行ったり、写真をダウンロードしたりします。

撮影モードはセルフタイマー(self timer)、タイムラプス(time lapse)と連続撮影(burst shot)などのモードがあります。

以下は早速テストしたサンプル画像です。解像度は思ったよりすばらしいです!しかも隅から隅までくっきりです。

もう2万以上で買ったQBiCを捨てたくなってしまいます。

WiFiのせいだろうか、バッテリの持ちはあまりよくありません。フル充電で157枚撮影したら、バッテリが切れてしまいました。

類似商品としてはよくEKEN H9と比較されているようです。これは、なんと4Kも撮れる超広角アクションカメラです。画角はなんと170度です。ここまで広くなるとさすがに変形はもっと極端になり、不要なものを避けるのもさらに難しくなるので、そんなにうれしくない場面が多いでしょう。

ちなみに、4Kを撮れる他の製品はSJCAM SJ5000X Elite, Git2 あるいは Firefly 6S.などもあります。

さすがに廉価のものだから、品質も若干難有りらしいです。ひとつ言われたのは、鮮鋭度(シャープさ)が悪いことです。どうもレンズのつけ方が悪い場合もあるようです。

それで、のりを一度剥がして、レンズを回してから付け直せば直ることもあるそうです。(It seems that the lens is not in the right position and can be repositioned by turning it. You have to loose the glue, turn the lens and fix it again. Xiaomi Yi Review & Manualを参照)

さらに名人がいて、本機をハッキングする方法も公開しています。

具体的には、Hacking the Xiaomi Yi Action Camera魚拓キャッシュ)というページを読んでいただきたいですが、ISOの指定、RAWフォーマットでの出力(!!!)、シャッター速度の指定、オートホワイトバランスをオフにするなどなどの情報を、autoexec.ashというファイルに記述できます。そうすると、YI Actionはそのファイルを読んでから撮影を行います。

同サイトによると、YI ActionはAFではなく、固定焦点距離です。出荷時自撮りのために、約2メートル先に焦点距離をあわせているそうです。それで、大体至近距離から遠くまでピンとはあるが、やはり遠方のものはどうしても少し甘くなります。遠方を最優先したい、つまり遠く離れる被写体にピントを合わせたいならば、蓋をどうにかしてはずして、レンズを10から15度時計回り回せば良いそうです。

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