Review of Canon IXY DIGITAL 810IS キャノンコンパクトカメラレビュー
キャノンオフィシャルHPによると、基本仕様は以下の通りです。
ジャンク屋でバッテリだけ付いているものを千円で購入しました。ジャンクフィルムカメラの籠に混じっていてかなり汚れていましたが、しっかり拭けば、いくつかの傷だ以外はそこそこ綺麗です。
2004年発売の「IXY DIGITAL 600」から始まり、その後「700」や「800 IS」(2006年4月発売)へと受け継いだ連続曲面のカーバチャーデザインを採用しています。2007年6月発売された本機種はCCDを1/2.5型有効600万画素から1/2.5型有効800万画素へと細分化しました。処理エンジンはDIGIC IIからDIGIC IIIに進化し、顔優先AF/AE/FEに新対応し、最高感度はISO800からISO1600へとアップしています[1]。
特徴的な機能としては、ファンタジーナイトモードで、撮影の瞬間にレンズ群の一部を動かし、画像に特定の形のブレを作り出す機能です。参考リンク[1]にファンタジーナイトモードによる作品例があります。
本体の重さは165gですが、90.4(幅)×56.5(高さ)×26.4(奥行き)mm(突起部を除く)というコンパクトサイズのせいで、ずっしりとする錯覚があり、倍位重く感じます。
早速いくつかテストショットを撮りました。
最初からがっかりしたのは、暗いところの出来の悪さです。ISOが800かそれ以上になると、ノイズが目立ちはじめて、今のスマホに完敗です。
屋外でそこそこ明るいであれば、8Mで撮影してもしっかりした絵作りになります。以下は曇りの日に撮影した屋外のシーンです。
参考リンク
[1] 幻想的な夜を演出するカメラ――キヤノン「IXY DIGITAL 810 IS」
| カメラ部有効画素数 | 約800万画素 | |||
| 撮像素子 | 1/2.5型CCD・総画素数約830万画素 | |||
| レンズ | 焦点距離 (35mmフィルム換算)  | 5.8(W)-23.2(T)mm[35(W)-140(T)mm] | ||
| F値 | F2.8(W)-F5.5(T) | |||
| 構成枚数 | 5群7枚(非球面レンズ2枚) | |||
| 撮影距離 (レンズ先端より)  | 通常撮影:50cm~∞ マクロ撮影:2(W)/40(T)~50cm  | |||
| マクロ時 最大撮影範囲  | 30×22mm(W)、110×82mm(T) | |||
| デジタルズーム | 約4.0倍(光学ズームと合わせて最大約16倍) | |||
| AF方式 | TTL(顔優先/9点測距)AiAF/中央1点AF、AFロック可能、AF補助光(入/切可能) | |||
| 測光方式 | 評価測光、中央部重点平均測光、スポット測光(中央固定) | |||
| 露出制御方式 | プログラムAE(AEロック可能) | |||
| 露出補正 | ±2段(1/3段ステップごと) | |||
| シャッタースピード | 15~1/1600秒、1.3秒以上は長秒時ノイズリダクション処理あり | |||
| 連写 | 約1.3画像/秒(ラージ/ファイン) | |||
| ISO感度(標準出力感度・推奨露光指数) | オート、高感度オート、ISO80/100/200/400/800/1600 | |||
| ホワイトバランス | オート、プリセット(太陽光/くもり/電球/蛍光灯/蛍光灯H)、マニュアル | |||
| 光学ファインダー | 実像式光学ズームファインダー | |||
| 液晶モニター | 広視野角2.5型低温ポリシリコンTFT液晶カラーモニター (約23.0万画素)、視野率100%(クリアライブ液晶)  | |||
| 内蔵ストロボ(撮影範囲) | 通常撮影時:50cm~3.5m(W)/2.0m(T) (感度設定:オート時) マクロ撮影:非対応  | |||
| 撮影モード | オート、マニュアル(長秒時撮影も可)、デジタルマクロ、スペシャルシーンモード(ファンタジーナイト、ポートレート、ナイトスナップ、キッズ&ペット、パーティー/室内、新緑/紅葉、スノー、ビーチ、打上げ花火、水族館、水中)、ワンポイントカラー、スイッチカラー、スティッチアシスト、動画 | |||
2004年発売の「IXY DIGITAL 600」から始まり、その後「700」や「800 IS」(2006年4月発売)へと受け継いだ連続曲面のカーバチャーデザインを採用しています。2007年6月発売された本機種はCCDを1/2.5型有効600万画素から1/2.5型有効800万画素へと細分化しました。処理エンジンはDIGIC IIからDIGIC IIIに進化し、顔優先AF/AE/FEに新対応し、最高感度はISO800からISO1600へとアップしています[1]。
特徴的な機能としては、ファンタジーナイトモードで、撮影の瞬間にレンズ群の一部を動かし、画像に特定の形のブレを作り出す機能です。参考リンク[1]にファンタジーナイトモードによる作品例があります。
本体の重さは165gですが、90.4(幅)×56.5(高さ)×26.4(奥行き)mm(突起部を除く)というコンパクトサイズのせいで、ずっしりとする錯覚があり、倍位重く感じます。
早速いくつかテストショットを撮りました。
最初からがっかりしたのは、暗いところの出来の悪さです。ISOが800かそれ以上になると、ノイズが目立ちはじめて、今のスマホに完敗です。
屋外でそこそこ明るいであれば、8Mで撮影してもしっかりした絵作りになります。以下は曇りの日に撮影した屋外のシーンです。
| 広角側(5.8mm,35mm換算)。たる型変形はやや目立つ | 
| 望遠側(23.2mm, 140mm換算) | 
| 広角。新宿西口から 故障で調子悪くなったか分からないが、AFの音が目立つ  | 
| 上記と同じ場所からモード学園の上部にズームイン(140mm換算) f/5.5 1/1600 23.2mm ISO 160 変形や画質の劣化はあまり見受けられない  | 
| 照明条件が程よい室内。ISO400 F2.8 1/200 ノイズはぎりぎり目立たない程度  | 
参考リンク
[1] 幻想的な夜を演出するカメラ――キヤノン「IXY DIGITAL 810 IS」