Olympus Camedia C-50 Zoom Review オリンパス・キャメディア X-2レビュー
オリンパスCamedia(キャメディア) X-2は2002年11月9日に発売されました。メーカー希望小売価格(税別)は89,000 円です。その後継機種は6M画素のX-3です[4]。
Camediaなどの製品はほかのメーカーの製品ほど売れなかったでしょうから、ウェブでいくら検索しても、大したニュースやレビューの記事はありません。
オリンパスならではの“超高画質”と“小型化”を同時に実現した4.3メガピクセル、5.0メガピクセルの “ウルトラコンパクトデジタルカメラ”と自社から自慢していた割には、今の時代から見れば、コンパクトすら言いがたいサイズです。
仕様の一覧はオリンパスのオフィシャルHPにすらない(ウソでした、こちらにあった)ので、[1]から以下の通り抜粋してきました。
1.8型のセンサーで5M画素ですので、一画素当たりの受光量はRX100M5等のカメラより僅か少ないだけです。TIFFでの出力は当時の上位機種によくある機能です。35mmフィルム換算で38mm~114mm(7.8mm~23.4mm)の3倍光学ズームも当初の機種によくある仕様です。
あらゆるシーンに対応する本格的な機能を搭載と自負して、「プログラムオート、絞り優先/シャッター優先/マニュアル撮影、動画撮影の各モードに加え、6種類のシーンプログラム(ポートレート、セルフポートレート、スポーツ、風景、夜景、記念撮影)を搭載。初心者でも簡単に様々なシーンに合わせた最適な撮影が行えます。さらに、デジタルズーム併用で12倍の望遠撮影も可能です。また、自分だけの細かな撮影条件の設定を登録できるマイモード機能を備え、自分だけのこだわりの撮影をいつでも気軽に行うことができます。」[2]
実際使ってみると、どうしてもモニターの小ささのために、メニューの確認は難しく感じざるを得ません。しかし、本格的なビューファインダーがありますので、VFを覗き込みながら「本格」的なフレミングは出来ます!
そのご自慢の(新開発の記録メディア)xD-Picture Cardは今となって非常に厄介なものになりまして、ジャンク・クラシックカメラファンの頭を悩ましています。おまけに、手持ちの(正規に購入した自慢の)2GBのカードを差しても、カードエラーとなってしまいます。幸いあるカメラを購入したときに奇跡的に128MBのxD-Picture Cardが付いていたので、JPEGの最大サイズで最高画質では50枚前後までは撮影できます。TIFF出力なら何枚も取れないでしょう。
電源を入れてから撮影できるまでの時間や、書き込みの時間などは今の間隔で言うと遅いものではありますが、クラシック・ビンテージの一部だと思えばよいでしょう。
画質の評価は、眠いとされていまして、確かにシャープ差は今一つです。また、オートホワイトバランスもあまり優れていません。[2]
評判の一番悪いのはマクロ撮影昨日です。広角側でも最短撮影距離は20cmです。とてもマクロと呼びにくい仕様です。
[1]によるPentax Optio 550とCanon S50(ともに5M画素センサー)との対決では、両者に全般的に完敗だと言う結論が得られました。
ジャンク屋でバッテリー・チャージャーつきで700で購入しました。バッテリは劣化してはいるが、満充電すると90枚位撮影できる感じです。
参考リンク
[1] Olympus Camedia C-50 Zoom Review
[2] 「CAMEDIA X-1」「CAMEDIA X-2」新発売(OlympusオフィシャルHP)
[3] オリンパス、xD対応の500万画素コンパクトデジカメ「X-2」 - PC Watch
[4] コンパクトデジカメも600万画素時代へ――オリンパス CAMEDIA X-3
[5] 「CAMEDIA X-1 / X-2」 主な仕様
Camediaなどの製品はほかのメーカーの製品ほど売れなかったでしょうから、ウェブでいくら検索しても、大したニュースやレビューの記事はありません。
オリンパスならではの“超高画質”と“小型化”を同時に実現した4.3メガピクセル、5.0メガピクセルの “ウルトラコンパクトデジタルカメラ”と自社から自慢していた割には、今の時代から見れば、コンパクトすら言いがたいサイズです。
仕様の一覧はオリンパスのオフィシャルHPにすらない(ウソでした、こちらにあった)ので、[1]から以下の通り抜粋してきました。
Body Material | Magnesium alloy |
CCD effective pixels | 5.0 megapixels |
CCD size | 1/1.8" (7.2 x 5.3 mm - more info) |
CCD Colour Filter | Array G - R - G - B |
Zoom wide (W) | 38 mm |
Zoom tele (T) | 114 mm (3 x) |
Lens Aperture | F2.8 - F4.8 |
Normal focus range | .5 m (1.6 ft) - Infinity |
Macro focus range | Wide: 20 - 50 cm (7.9 - 19.7 in) |
Tele: 30 - 50 cm (11.8 - 19.7 in) | |
Image formats | TIFF、JPEG (EXIF 2.2) |
Weight (inc. battery) | 227 g (8 oz) |
Dimensions (inc. grip) | 100 x 59 x 42 mm (3.9 x 2.3 x 1.7 in) |
1.8型のセンサーで5M画素ですので、一画素当たりの受光量はRX100M5等のカメラより僅か少ないだけです。TIFFでの出力は当時の上位機種によくある機能です。35mmフィルム換算で38mm~114mm(7.8mm~23.4mm)の3倍光学ズームも当初の機種によくある仕様です。
f/6.3 1/640 23.4mm ISO 80 3倍光学ズーム。夕日頃なので、コントラストがよく、解像度も最高 |
あらゆるシーンに対応する本格的な機能を搭載と自負して、「プログラムオート、絞り優先/シャッター優先/マニュアル撮影、動画撮影の各モードに加え、6種類のシーンプログラム(ポートレート、セルフポートレート、スポーツ、風景、夜景、記念撮影)を搭載。初心者でも簡単に様々なシーンに合わせた最適な撮影が行えます。さらに、デジタルズーム併用で12倍の望遠撮影も可能です。また、自分だけの細かな撮影条件の設定を登録できるマイモード機能を備え、自分だけのこだわりの撮影をいつでも気軽に行うことができます。」[2]
f/5.6 1/125 7.8mm ISO 80 すべてのビンテージカメラについていえるのは、 明るければ、作画性能は素晴らしいそのもの! |
f/5.6 1/200 7.8 mm ISO 80 |
電源を入れてから撮影できるまでの時間や、書き込みの時間などは今の間隔で言うと遅いものではありますが、クラシック・ビンテージの一部だと思えばよいでしょう。
画質の評価は、眠いとされていまして、確かにシャープ差は今一つです。また、オートホワイトバランスもあまり優れていません。[2]
f/5.6 1/40 7.8mm ISO 80 ホワイトバランスは購入時のままだが、日陰ではピンク味を帯びている |
評判の一番悪いのはマクロ撮影昨日です。広角側でも最短撮影距離は20cmです。とてもマクロと呼びにくい仕様です。
f/5.6 1/160 7.8mm ISO 80 夕日が近い。やはりWBは少しずれている |
f/3.4 1/30 7.8mm ISO 160 意図的ではなかったが、フラッシュが自動で発光 電源オフするとまたデフォルトの「自動」に戻るのは不便 |
ジャンク屋でバッテリー・チャージャーつきで700で購入しました。バッテリは劣化してはいるが、満充電すると90枚位撮影できる感じです。
f/2.8 1/13 7.8 mm ISO 160 絞り開放のボケ確認。被写体までまだ距離があるので、 大してボケていない。1/13秒でも、あまりぶれずに撮れた |
f/5.6 1/250 7.8mm ISO 80 画角比較:広角側(38mm換算) |
f/5.6 1/250 23.4mm ISO 80 画角比較:望遠側(114mm換算) |
参考リンク
[1] Olympus Camedia C-50 Zoom Review
[2] 「CAMEDIA X-1」「CAMEDIA X-2」新発売(OlympusオフィシャルHP)
[3] オリンパス、xD対応の500万画素コンパクトデジカメ「X-2」 - PC Watch
[4] コンパクトデジカメも600万画素時代へ――オリンパス CAMEDIA X-3
[5] 「CAMEDIA X-1 / X-2」 主な仕様