The Great Fun of Film Camera フィルムカメラの醍醐味

フィルムカメラと言えば、2018年現在でも販売されている「写ルンです」から、トイカメラのHOLGA(ホルガ)、LOMOGRAPY(ロモグラフィー)等は盛んに製造販売されています。インスタントカメラ(チェキ、Lomo'Instant、Polaroid等)を入れると、その数はもっと多いです。
OLYMPUS TRIP 35 Mode A
しかし、プロかハイアマなど向けのいわゆる本格的なフィルムカメラはすべて製造中止となっています。成熟デジタル時代の必然的な結果でもあります。

だからといって、フィルム写真の消滅とは決していえません。

細々ですが、フィルム写真ファンは常に存在し、そのために中古カメラの市場は何気活気を見せています。フィルムカメラユーザの年齢層も中高から若年層に広まりつつまります。フィルカメラを扱っている中古カメラや産にいけば、必ずと言っていいほど若い人を目撃できます。
Nikon FM2

参考リンク[22]のZeiss Ikon Tenaxの発表資料をいかに引用しますが、約60年後より高精度で高速に実現されているとはいい、当初のとてつもなき簡単な仕組みだけでも高度な自動化を実現できていたことは素晴らしいです。
The new Tenax, available for delivery shortly, represents the latest advance in the field of fully automatic 35mm camera photography. The built-in photoelectric expossue meter computes and automatically sets the most effective lens diaphragm value and shutter speed combination almost instantaneously, so long as the meter indicating needle moves withing the confines of the visible green range in the gauge window located on the top of the camera where it is quickly and easily seen.
If necessary, any automatic setting of the exposure meter can be temporarily locked in to position by depressing the shutter release button slightly. This is a special feature of the Tenax which permits close-up meter eradings when these are desired. Thus, the automatic exposure control of the Tenax solves all exposure problems with a minum of knowledge and effort.
Optically, the Tenax offers the famed Carl Zeiss Tessar f/2.8, 50mm lens; a guarantee to your customer that he is getting unequalled picture quality when he buys this camera. In focussing, the three symbols (Portrait, Group and Landscape) are ideal for the casual snapshooter who does not wan to bother with actual footage distance settings (although a footage scale is included on the shutter housing for those preferring to use it)


参考リンク
[1] ペトリ35 F2.8 後群レンズの線状
[2] Semi Pearl 小西六(コニカ) パール 中判蛇腹カメラの初期版
[3] 六櫻社 "Semi Pearl" I型
[4] 【第351沼】konica Ⅱ B-mってかっこいいね Konica Ⅱの蓋の開け方(意外と難しい!)
[5] コデラ的-Slow-Life-:半世紀前の恐るべき製造技術「Konica II B」
[6] Konica (I), II and III The free camera encyclopedia (Konica IIB はKonica IIの廉価版だと)
[7] 『OLYMPUS TRIP35(オリンパス トリップ35)』徹底レビュー!使い方は簡単、気軽に使えるフィルムカメラ【作例多数】
[8] フィルムカメラの良さを知りたくなったのでOLYMPUSのTRIP35を手に入れた
[9] OLYMPUS TRIP 35 (取扱説明書がある!)
[10] Olympus Trip 35 - Wikipedia; OLUMPUS TRIP 35は1967年から1984年まで発売されたロングセラー!
[11] 写ルンですよりこっち!TRIP35(トリップ35)というフィルムカメラを革でカスタマイズして使う
[12] CARL ZEISS JENA TESSAR 50mm F2.8 テッサー 作例
[13] Tenax Automatic  Zeiss IkonのTenax Automatichは1960年発売され、50mm f/2.8 Tessar lensであり、ゾーンフォーカスである
[14] デジタル一眼を使ってフィルム写真を高精細なデジタルデータにしよう スライドコピーアダプター、デジタル一眼、当倍撮影可能なマクロレンズと光源(LEDライトやライトテーブル)で写真を高精細にスキャンできる!
[15] 家の中にある適当な材料を使って35mmフィルムスキャナーを自作してみたら意外とイケた件 簡易版の自作フィルムスキャナー
[16] フィルムスキャナじゃないスキャナでのフィルムのスキャン方法
[17] Nikon スライドコピーアダプターES-1 でフィルムをデジタル化する
[18] フィルムをデジカメで複写(自作スライドコピア)
[19] フィルムのデータ化のやりかた(自作フィルムデュプリケーター編)「引き伸ばし機」という「ネガフィルムを紙にプリントする装置」をベースとしたやり方
[20] ニコンのES-2でフィルムをデジタイズ! ストリップフィルムホルダーFH-4と併用したやり方
[21] E-M1 Mark IIでネガフィルムをデジタルコピー 撮影時のパラメータ設定や、色補正のコツもある
[22] Zeiss Ikon Tenax (銘玉のCarl Zeiss Tessar f/2.8, 50mm レンズ!) 実写サンプルと修理のコツ;カウンターはカウントダウンである!
[23] FULLY AUTOMATIC ZEISS IKON TENAX 35mm CAMERA (pdf)英語版の新聞発表資料; 1960年10月発表で、卸価格は税込みで72.51ドルで、メーカー希望価格は108ドルだった
[24] RETINETTE 1A REVIEW – A COMPACT PIECE OF KODAK HISTORY – GUEST REVIEW BY CARLOS ARGOTT
[25] わたしのカメラ三昧 第34回 「サモカ 35 III」 SAMOCA IIIの修理手記でもある
[26] Samoca 35 III - Sanei Sangyo (Japan) Samoca Camera CO. LTD - c1950's
[27] サモカ35III SAMOCA 35III 編 内部構造写真あり
[28] SAMOCA 35 シリーズ
[29] 第45回 サモカ35Ⅲの分解 (構造的に素晴らしいカメラ)
[30] 島村英紀が撮っていたカメラ その1:前編 「サモカの中央スプロケットは、のちのドイツのカメラ、ローライ(Rollei) 35に影響を与えたとしたら、希有な例であろう」と言う点は興味深い
[31] 三栄産業 サモカ 35 Ⅱ
[32] BOLSEY B2 日本では、「おにぎり」と呼ばれる
[33] ボルシーBの分解・レストア
[34] About using vintage cameras - Kodak Retinette IA
[35] Camera Review – 1961 Kodak Retinette IA Type 042
[36] kodak retinette I User's manual (英語)
[37] Pentax Sv (1964) ペンタックスSシリーズの最後のカメラの紹介、修理歴と素晴らしい撮影例
[38] Contax 139 Quartz – Camera Review 歴史、使い勝手のレビュー等。Quartzはシャッター速度の制御にクオーツを使ったこと
[39] CONTAX MDQUARTZ 137 使用説明書 スキャンした画像
[40] 水銀電池 "MR9(H-D)" の代替手段について ビンテージフィルムカメラを楽しむ時の、電池難題の対策!
[41] ]Minolta Hi-Matic F|ヨアケマエカメラ;1971年に発売された「コニカC35を強烈に意識したボディデザイン」
[42] Minolta HI-MATIC Fの修理
[43] minolta HI-MATIC F - カメラ的日乗2.0 ビンテージカメラの底力に感心させられる!後は、どこでどうやって使うか次第 [44] Minolta Hi-matic F <簡単な紹介・使った印象>; 「電池が切れた状態でも巻き上げして、シャッターボタンを押せば、シャッターが切れたような音がするが、実はシャッターは開いていないので、電池切れでは撮影はできない。」
[44] 【カメラ修理】コニカ C35とC35 Flashmaticの露出計を電池アダプター無しで合わせる魔改造をする【Konica】愛称「ジャーニーコニカ」を「そのままLR44やSR44を入れて正しいISO/ASAの設定のまま露出計が正しい値を示すように改造します」!

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