Jupiter-8 50mm Review F2 ジュピター8レビュー

 JUPITER‐8 F2/50mmは第2次大戦後にドイツのCarl Zeiss社を接収したソ連が 同社のSonnar(ゾナー)をコピーして生産したレンズで、カールツァイス ゾナーを模した抜けの良いソ連製レンズです[2]。

 初期型のアルミ鏡胴のシルバーのM39マウント(N6355086)をジャンク屋から6000円で入手しました。レンズに拭きスレはあるが、カビやほこりはほとんどありません。レンズの横側には、しっかりと「Made in USSR」とあります。

 M39マウント 最短撮影距離1m 重量約120gです。

 参考リンク[3]によると、「The Jupiter-8 (sometimes marked in Cyrillic, ЮПИТЕР-8) is a postwar Soviet copy of the prewar Zeiss Sonnar 50mm f/2 for the Contax, built with six elements in three groups. It was made in Contax and M39 mounts, both for rangefinder cameras.」コンタックスマウントもあったようです。

 さらに、その製造歴史は「KMZ originally made the Jupiter-8 for Arsenal's Kiev (a copy of the Contax); it later produced a version in M39 mount for its Zorki rangefinder camera series. It first appeared on the Zorki 3 in 1953, and later was the standard lens on the Zorki 3S. GOMZ's Leningrad came with a KMZ-built Jupiter-8, but it is unclear whether they were custom built or the regular production model.」

 早速NEX7につけて、試写してきました。












デジカメWATCHから、1万9,800円で「Jupiter-8-1 Black for ミラーレス」[10]を販売したこともあるほど、(レンズ沼にはまっている人に)人気です。余談ですが、同商品はなんと未使用のものだそうです[6]。

レンズ沼にハマると一度は通る道らしいとも言われるそうです。


参考リンク
[1] Jupiter-8 50mm ソフトな描写と芯のあるピント面 小ぶりな Leica L39マウントのオールドレンズ in 荻窪駅の南側 [2] レビュー JUPITER‐8 F2/50mm
[3] Jupiter-8 (Camedia) [4] Jupiter-8で撮ると、時空を彷徨うような滲みが味わえる。
[5] 第三世界からの誘惑!?迷いこんではいけない、ロシアレンズ沼
[6] レンズ沼にハマると一度は通る道らしいロシアンレンズなJupiter8
[7] ライカM3にJupiter-8 50mm F2.0で試写してきました
[8] マウントアダプターあそび! ロシアンSonnar KMZ Jupiter-8 50mm F2 L39 【作例あり】
[9] Jupiter-8 50mm F2 [10] ロシアレンズ「Jupiter-8-1」とアダプターのセット
[11] Jupiter-8の写り

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