Review of Olympus M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 Rオリンパス・レンズ・レビュー

オリンパス社の言葉では、M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 Rというレンズは、「運動会に最適な小型軽量望遠ズーム」で、「 運動会などのスクールイベントに最適な望遠ズームレンズです。小型軽量なので、軽快なフットワークで迫力のあるショットが狙える他、自然なボケ味も楽しむことができます。静止画も動画もスムーズに撮影できる、高速&静音のオートフォーカス“MSC機構”を搭載しています。」

希望小売価格は47,500円(税込52,250円)でしたが、6500円で中古の商品を購入しました。おまけでHAKUBA社のXC EXTREM LENS GUARD(WEB販売価格3,555円(税込))が付属しました。

比較としては、キャノンのEF80-200mm F4.5-5.6 USMは似たような絞り値です。最大径x長さ(mm)x(mm)は69 x 78.5で、質量は260グラムです。本製品の体積はおよそその9割で、質量は7割強です。最短撮影距離はキャノンの1.3mに対して、0.9mとなっています。それでも、キャノン製品はフルサイズ対応ですので、かなりコンパクトの方ではあります。

同じズーム範囲と絞り値となると、ニコンのAF-P NIKKOR 70-300mm f/4.5-5.6E ED VRは、寸法が約80.5mm(最大径)×146mmで、質量は約680gです。本製品のそれぞれ2.8と3.57倍です。

つまり、マイクロフォーサーズというセンサーサイズのおかげで、レンズはこれだけコンパクトに作れることです。

普通のスナップショット撮影であれば、このF4.5-5.6という絞り値範囲でも不満はありません。



LuminarのHight Contrast ShadeのPresetを適用

ƒ/5.61/1000150mmISO200
ƒ/5.61/400150mmISO200
ƒ/5.61/40150mmISO200
レンズがコンパクトだから300mmのことを忘れがちです
PEN FのAモードでシャッター速度を1/40秒にされると非常にぶれやすい
ƒ/5.61/320150mmISO400
毛虫のような花。程よいボケは得られます
ƒ/5.61/1000150mmISO200
最大な不満は300㎜相当側のビネットです。それはよくある中心から周辺4コーナーに向かって減光するパタンではありません。中心から左右縦に減光しするパタンです。普通のレタッチソフトでは簡単に修正できません。個体差によるものかどうかは不明です。以下はパノラマ写真に合成する場合に顕著に分かる例です。


オリンパスのオフィシャルHPによると、基本仕様は以下の通りです。
焦点距離40-150mm(35mm判換算80-300mm相当)
最大口径比/最小口径比F4.0 (40mm) - F5.6 (150mm) / F22
レンズ構成10群13枚(EDレンズ1枚、HRレンズ1枚など)
画角30° - 8.2°
AF方式ハイスピードイメージャAF(MSC)
最短撮影距離0.9m
最大撮影倍率0.16倍(35mm判換算 0.32倍相当)
最近接撮影範囲104.4 × 78.5mm
絞り羽枚数7枚(円形絞り)
フィルターサイズØ58mm
マウント規格マイクロフォーサーズシステム規格
大きさ 最大径×長さØ63.5mm × 83mm
質量190g
レンズキャップ(LC-58F)とレンズリアキャップ(LR-2)は同梱されます。

参考リンク
[1] 商品レビュー オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R
[2] OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R ヨドバシカメラ公式オンライン写真マガジン
[3] 【望遠ズーム編】キットレンズとPROレンズを比較してみた
[4] レビュー オリンパス格安望遠レンズ OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6R

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