All about Photograph Framing 写真フレーミングのすべて
写真のフレーミングは、古くから研究・議論されてきました。
しかし、それ以前に、写真のアスペクト比(Aspect Ratio)と言う選択肢があります。もっともよく知られているアスペクト比は3:2、4:3、6:9と1:1(スクエア)です。
4:3はアナログ時代のテレビや比較的古いタイプのパソコン画面(VGA、XGA等)で、3:2は35mmフィルムカメラで、16:9はデジタルテレビで使われています。ちなみに、120フィルムの場合は6×4.5cm(16枚)、6×6cm(12枚)、6×7cm(10枚)とあり、シートフィルムは4×5インチ(シノゴ)、5×7インチ(ゴーナナ)、8×10インチ(エイトバイテン)などがあります。
参考リンク[4]によると、3:2の特徴は以下の通りです。・一番一般的な比率なので、見慣れていて安心感がある
・人間の視野にもっとも近い比率
・被写体の位置のバランスが取りやすい
4:3の特徴は以下の通りです。
・3:2の写真と比べると少し窮屈な感じがする
・縦横比が小さいので、被写体がコンパクトに収まる
・3:2がスマートだとすると4:3はずんぐりした感じ
16:9の特徴は以下の通りです。
・横長なので風景写真に向いている
・パノラマ風になる
・広い範囲を写せる
1:1の特徴は以下の通りです。
・被写体が多いとごちゃごちゃする
・中心が分かりやすい
・被写体が目立ちやすい