Review of Canon SERENAR 50mm F1.8 I キャノン・オールドレンズ・レビュー
「近代光学史にその名を残す名作レンズ」とされるキヤノン「Serenar 50mm F1.8 I」1951年11月から発売されました。
発売時の価格は2万6千円でした。
絞り羽根枚数は10です。
質量は270gですが、本体は小さいので、見た目よりずっしりと重量感があります。
[3]によると、「当時の勤労者平均月収が約13000円前後、米10kgが約1000円、そば・うどんが約15円ということなので、当時としては相当高価なものでサラリーマンで手に入れるにはなかなか難しものだったと想像されます。」
早朝のお月さん。しっかりと解像してくれている
検索すると、Serenar 50mm F1.8を紹介・レビューする記事はかなり多いようです。名作だから当然でしょうが、沼にはまる人に避けては通れないレンズでもあるようです。
フォーカスリングはやや重たいですが、全般的には特に問題はありません。
フォーカスリングはやや重たいですが、全般的には特に問題はありません。
8500円で入手しました。
このレンズの後継としては、1956年からII型が発売されて、更に1958年からIII型が発売されました。いずれもピントリング環が黒に代わり鏡胴デザインが大きく変更されました。
金属の網越しで撮っても網はほぼ見えなくなった |
70年前後前のレンズと思えない高品質!
[8] Canon (Serenar) 50mm F1.8 L - ロド丸のブログ