Nikon NIKKOR-H・C 5cm F2 +Sony A7M2 Review

フリーマーケットから14200で入手したNikon NIKKOR-H・C 5cm F2は、「戦後の復興を支えたレンズ」[1]だそうです。設計者は村上三郎さんです。初期版は1946年に設計されました。個々のレンズの製造年代はシリアル番号で判ります。「7桁のものであれば1940年代製、8桁は1950年、6桁はそれ以降の新し目のレンズ」[2]だそうです。入手した個体は6桁ですので一番若い1950年代の製品です。
手にした瞬間にまずがっかりしたのは拭き傷の多さでした。70くらいのお年寄りだから、傷だらけは当たり前でしょうけど。やはりその多さにはびっくりしました。同時に絵作りの能力に不安を感じました。ダメもとで何枚かテストショットを撮ってきてじっくり見ることにしました。その結果、良い意味で期待を裏切られました。ふんわりとソフトな写りを想像しましたが、この通りシャープでスッキリした絵になりました。
強めの光では若干ふんわり感が出始めます。
円形ボケも美しいです!周辺に行っても変形は少ない方です。
開放で暗い状況でもこの通りシャープで粘り強い絵を得られます。
後ろボケ
後ろボケと前ボケ

参考リンク

Popular posts from this blog

Review of Zoom Nikkor 75-300m F4.5-5.6 ニコンのオールドレンズビュー

Review of NIKKOR-Q AUTO 135mmF3.5 ニッコールオートレンズレビュー

TAMRON 159A 28-70mm F/3.5-4.5 タムロン・マニュアルレンズレビュー