Review of Sony DSC HX30V ソニーサイバーショット レビュー
(詳細は以下のリンクを参照すること。また、同じ機能があれば、ソニーのHXシリーズ、WXシリーズ、TXシリーズのすべての機種についても、品質こそ違っていても、ほぼ似たような結果になると考えていいでしょう。
Panorama Photograph With Sony DSC HX30V ソニーサイバーショットレビュー:パノラマ編
Review of Sony DSC HX30V ソニーサイバーショットレビュー :ズーム編
Review of the GPS of Sony DSC HX30V ソニーサイバーショットレビュー:GPS編
Zoo Photograh With Sony DSC HX30V ソニーサイバーショットレビュー:動物園編
Macro Photograh With Sony DSC HX30V ソニーサイバーショットレビュー:マクロ編
Nijubashi with Sony DSC-HX30V レビュー:二重橋編・快晴
Tsukiji Photography with DSC-H30Vレビュー: 築地編
Shinjuku with Sony DSC-HX30V レビュー:新宿・クリスマス・イルミネーション
Aerial Photography with Sony DSC-HX30V レビュー:航空写真編
Birds with Sony DSC-HX30V レビュー:ビデオで鳥を撮影
Beijing Tour with Sony DSC-HX30V レビュー:北京散歩
Birding with DSC HX30-Vで野鳥観察・撮影-実践編
Yuehe Street with DSC HX-30Vレビュー:中国嘉興月河街-旅行記
Tokyo Metropolitan Hibiya Public Hall with DSC-HX30V レビュー:日比谷公会堂-旅行記)
DSC HX30Vはプレミアム・ハイズームというコンセプトで設計された商品で、DSC-HX10Vの上位機種です。
個人的に一番魅力的に感じたのは以下の機能です。これだけ楽しい機能を凝縮したコンパクトデジタルカメラを、ある量販店で、2万をちょっと切る価格で購入できてしまったので、感動極まりです!
天気の方はベストコンディションから程遠くて、すべて手持ちではありますが、早速試写してみました。超望遠の魅力はやはり想像した通りです。但し、夜景の長時間露出はあまりうまくいきませんでした。手ぶれ防止の誤差によるものではないかと思います。三脚を使う時に、手ぶれ防止をオフできればいいですが、そのようなメニューは見つかりませんでした。
光がよくなければ、等倍できるときの超望遠画像はアニメ風に潰れてしまいます。しかし、カメラ全体のサイズとコストを考えると、やむをえないことでしょう。それより、今まで3、4倍ズームしかないコンデジであきらめていたシーンは殆どカバーできてしまうのは心強いです。
GPS機能もソニーの初代GPSロガーより全然向上しました。試写した写真に記録されたGPS位置情報と実際の撮影位置と比べると、誤差はあっても1,2メートルでした。ビル林立の新宿西口方面のことを考えると、素晴らしいパフォーマンスでしょう。もっと凄いのは、GPSロガーとしても使えることです。しかも、バッテリの消耗はそれほどないと言われています。勿論、GPSオフ時よりはバッテリの消耗が早いので、やはり注意する必要ああります。(「目安として、約12%(※)のバッテリー容量が消費されます」という実験結果があるようです)
因みに、そのGPSですが、コールドスタート(電源OFF状態からの測位)でも1~2分、ホットスタート(スリープ復帰などからの測位)なら、周辺環境次第だが10~15秒程度で測位を完了すると言われます。データ記録は15秒に1計測だそうです。一つだけ気になるのは高度情報が正しくないという報告があることです。後ほど検証することにしましょう。また、感度はまだ改善余地があるようで、例えば登山時木の陰ではほかの商品より劣ることもあるようです。
同等クラスの機種と比べると、以下の点においても優れていると思います。
最後ですが、予備バッテリにも要注意です。純正のものですと、一つで4000円台で、2個セットで7,000円台です!ズームや長い露出、ビデオ、GPSロガーなどに多く利用すると、バッテリはあっという間に上がってしまいます。沢山撮る傾向のある方は、どうしても予備のバッテリを持っておかないと不安でしようがありません。調べてみると、「互換バッテリ」がありました。DSC-HX5V用のNP-FG1/NP-BG1互換バッテリは一つ715円で販売されています。早速二つ購入しました。以下のようなものが来て、早速カメラに装着してみると、ちゃんと動作します。よく見ますと、容量は純正品は3.6V、3.4Whですが、互換バッテリは3.7V、1250mAhです。互換バッテリは若干容量が高いことになっています。実際使ってみないと分かりませんけど。
WiFi機能も付いているので、持っているAndroidのタブレットで試していました。マニュアル通りAndroid用のアプリをダウンロードし、カメラからGalaxyのタブレットNote10に写真を転送してみました。厳密には測っていませんが、印象としては1,2枚だけ送信するのに、かなり時間がかかりました。大量の写真ならあまり実用的ではないと思います。
(2013年1月15日追加)App StoreからiPod 4GにplayMemories Mobileをダウンロードし、DSC-HX30Vから76枚の写真をWiFi経由で転送してみました。計2,3分ですべて完了しました。iOsの「写真」アプリは、すべての画像を縮小してしまうためでしょうか、Androidへの転送よりずっと早かったです。iPod Touchでの利用ならば、かなり実用的だといます。
何と言っても、今までコンデジしか携帯していない時に、あっさりと諦めざるを得ない場面も挑戦できるようになりました。最高な画質は当然求めがたいが、スナップ写真としては、十分すぎるレベルです。
これだけ面白いカメラは、出しているのはソニーだけでしょうか。調べてみると、さすがに似たようなものもありました。厳密に言うと、似たようなコンパクトさに限る商品です。そういう意味では、ニコンの【COOLPIX P510】や、富士フイルムの【FinePix HS30EXR】、キャノンの【PowerShot SX40 HS】等は比較対象になりません。
一番近いのはパナソニックの【LUMIX DMC-TZ30】です。ズームは24-480mm相当の20倍光学ズームレンズと、GPS内蔵・連動である所はほぼ同じです。フルHDの動画は60Pで撮影できる、ランドマークデータベースがあり、マッチしたものは写真の属性に記録される、電子シャッター時の約60コマ/秒連写などは面白いです。マクロは3cmまでしか寄れない、GPSロガー機能がない、WiFi機能がない等はちょっと劣っています。超望遠の方の手ぶれ防止はどうかは気になります。センサーは1/2.33だそうですので、サイズはDSC HX30Vの1/2.3より若干小さいことになりますが、画素数も1530万画素で、ソニーの1820万画素より少ない分、一つの画素が受ける光の量はそう変わらないでしょう。さすが最大なライバルだけであって、相手の商品を強く意識した設計になっている印象です。
キャノンの【PowerShot SX260 HS】は25-500mm相当の20倍光学ズームレンズを搭載し、GPSは内蔵されています。ロガー機能もあります。WiFiはありません。
富士フイルムの「FinePix F770EXR」は25mm~500mm相当の光学ズームレンズ、内蔵GPSという点では、ほぼ同じです。GPSロガー機能はありませんが、前後撮り連写機能は面白そうです。またランドマーク情報もあり、目的地までの(直線?)距離も算出してくれます。因みに、少し前出た【「FinePix F550EXR」】は300mm相当までです。
ニコン(Nikon)のCOOLPIX S9300は25-450 mm相当の光学ズームレンズ搭載、GPSも内蔵されています。撮影写真に撮影地の名称情報を付加できるPOI設定を搭載しています。ロガー機能はないようです。
以下の商品は仕様的に近い部分はありますが、それぞれの理由で比較対象になりません。
リコーCX6は28~300mmのズームレンズが搭載されています。マクロも1cmまで寄れます。但し、GPSやWiFi機能はありません。そういう意味では、個人的には同じカテゴリには入れられません。
生産中止のキャノンの【PowerShot S100】はGPS機能はありますが、ズームは光学5倍です。
同様にソニーのDSC-HX9VはGPS内蔵で、16倍の光学ズーム搭載ですが、生産はすでに終了しました。
オリンパス、20倍ズームのスリムモデル「SZ-11」(25-500mm相当)。WiFiとGPSはありません。
ボディはよりコンパクトで高級感溢れる上に、光学30倍(35mm換算で720mm相当!)ズームでさらに進化しました。しかも、GPS機能はそのままです!マクロは5cmまでしか寄れないのは仕方がないことです。光の条件により油絵的な画像になるは変わらないが、手振れ防止はさらによくなったそうです。後者は「5軸手振れ補正」機構のお蔭でしょう。従来の3軸に加えて、上下・左右方向の補正も可能になったそうです。
何より魅力的なのは、アクセサリとして、ステレオマイクロホンECM-XYST1MとXGA有機ELを採用した電子ビューファインダー(EVF) FDA-EV1MKも合わせて開発されたことです。これでプロ級並みの動画が可能になるのと、炎天下での撮影も楽になります。
手元のDSC-HX30Vがダメになったら、DSC-HX50Vを買うに違いありません!
まず、電源を入れてから撮影できるまでの時間は前使っていたモデルより早くなったのはいいですが、撮影してからの書き込みはやはり遅いですね。特にHDRかノイズ低減と思われる処理(いずれも非常に有難い機能でもあります)が入っている場合、さらに処理時間が増えて、次にシャッターを押せるまで、辛抱強く待つしかありません。シャッターチャンスが重要な時に、撮影モードを考えなければいけません。
次は、冒頭にあるGPS編のレビューにも書きましたが、GPSロガー機能は24時間以上の場合、古い順で上書きしてほしいです。今は、ロガーがオンになってから24時間立つと、そこまでのデータを綺麗にクリアしてから、新しく記録し続けるようです。
また、画素数ですが、無理して1800万画素にする必要がありません。どうせ画素が潰れるので、そう時期に1000万当たりの画素数に抑えた方はもっとも適切だと思います。但し、光条件は素晴らしく良い場合は、画素数並みの画質を得ることもあります。
さらに、電源ボタンは時には効きづらい場合があります。酷使しすぎたせいかもしれませんが、それでも、もう少し上部に作っていただきたかったですね。
撮影モードをダイアルですぐ切り替えられるのはよいことだが、変更後新しいモードの表示時間はとても長いです。というより、おそらくOKを押さないと、表示が消えないでしょう。それでは、モード変更後素早く撮影に入れないのは非常に困ります。
(購入してから約3か月後のアップデート)最近、電源ボタンを押すと、どうもすぐ半押しした状態になり、どこかにピント合わせし、それですべてロックされるようになったこともしばしばありました。それで、にっちもさっちもいかなくなり、バッテリを外してみても直らない時もありました。まれには、そのままシャッターを切れる時もあるが、一枚撮影してから使えなくなります。
総合的にみると、綺麗なボケこそは期待できませんが、幅広い焦点距離と照明条件をカバーできるコンパクトなカメラとしては、スナップ写真に手放せないものです。実際毎日持ち歩いていて、平均一日100枚以上撮っています。
ニコンからWi-FiとGPS内蔵の光学22倍ズームモデル「COOLPIX S9500」を発表しました。有効画素数1811万画素の裏面照射型CMOSセンサ、35mmフィルム換算で25~550mm相当の光学22倍ズーム「NIKKORレンズ」を搭載です。コンパクトデジタルカメラの中では、今のところ超ズームのチャンピョンです。COOLPIX-S9500と本製品との比較は「Nikon Coolpix S9500 vs Sony DSC-HX30V 製品比較」をご参照ください。
2機種とも、HX30Vの強力なライバルです。
(2015年10月25日更新)
久々に探し出して、最近ジャンク屋で300円で購入したビデオカメラ用の2X望遠コンバージョンレンズで月を撮影しました。使い方は、手でそのコンバージョンレンズを20倍ズームにしたHX30Vのレンズの先頭に押さえ付けただけです。
以下コンバージョンレンズを使うBeforeとAfterの写真を2000X1500画素に切り出したものです。確かに2Xになったように見えます!
DSC-HX30Vの素晴らしいロガー機能
20倍ズームだけじゃない、快適機能搭載のサイバーショット「DSC-HX30V」
SONY HX30Vのテスト(その1)
(サイバーショット DSC-HX30V)GPSログ記録時間
今人気の高倍率ズームコンデジ4機種をピックアップ。GWの旅行用コンデジは“光学20倍ズーム+GPS”で決まり!
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Shinjuku with Sony DSC-HX30V レビュー:新宿・クリスマス・イルミネーション
Aerial Photography with Sony DSC-HX30V レビュー:航空写真編
Birds with Sony DSC-HX30V レビュー:ビデオで鳥を撮影
Beijing Tour with Sony DSC-HX30V レビュー:北京散歩
Birding with DSC HX30-Vで野鳥観察・撮影-実践編
Yuehe Street with DSC HX-30Vレビュー:中国嘉興月河街-旅行記
Tokyo Metropolitan Hibiya Public Hall with DSC-HX30V レビュー:日比谷公会堂-旅行記)
DSC HX30Vはプレミアム・ハイズームというコンセプトで設計された商品で、DSC-HX10Vの上位機種です。
個人的に一番魅力的に感じたのは以下の機能です。これだけ楽しい機能を凝縮したコンパクトデジタルカメラを、ある量販店で、2万をちょっと切る価格で購入できてしまったので、感動極まりです!
- 幅広い焦点距離。近接の1cmから500mmの超望遠までカバーできてしまう
- スイングパノラマ。10,480×4,096(4,290万画素)の高精細なパノラマ写真の撮影が可能!
- GPS機能。写真に位置情報を付加するだけではなく、GPSロガーとしても利用できる。
- WiFi機能。PlayMemories Mobile(プレイメモリーズ モバイル)を使えば、写真を簡単にスマートフォンに転送できる
- Gレンズと諸機能のお蔭で、手持ちで気軽に美しいスナップ写真は可能になる!
天気の方はベストコンディションから程遠くて、すべて手持ちではありますが、早速試写してみました。超望遠の魅力はやはり想像した通りです。但し、夜景の長時間露出はあまりうまくいきませんでした。手ぶれ防止の誤差によるものではないかと思います。三脚を使う時に、手ぶれ防止をオフできればいいですが、そのようなメニューは見つかりませんでした。
光がよくなければ、等倍できるときの超望遠画像はアニメ風に潰れてしまいます。しかし、カメラ全体のサイズとコストを考えると、やむをえないことでしょう。それより、今まで3、4倍ズームしかないコンデジであきらめていたシーンは殆どカバーできてしまうのは心強いです。
GPS機能もソニーの初代GPSロガーより全然向上しました。試写した写真に記録されたGPS位置情報と実際の撮影位置と比べると、誤差はあっても1,2メートルでした。ビル林立の新宿西口方面のことを考えると、素晴らしいパフォーマンスでしょう。もっと凄いのは、GPSロガーとしても使えることです。しかも、バッテリの消耗はそれほどないと言われています。勿論、GPSオフ時よりはバッテリの消耗が早いので、やはり注意する必要ああります。(「目安として、約12%(※)のバッテリー容量が消費されます」という実験結果があるようです)
因みに、そのGPSですが、コールドスタート(電源OFF状態からの測位)でも1~2分、ホットスタート(スリープ復帰などからの測位)なら、周辺環境次第だが10~15秒程度で測位を完了すると言われます。データ記録は15秒に1計測だそうです。一つだけ気になるのは高度情報が正しくないという報告があることです。後ほど検証することにしましょう。また、感度はまだ改善余地があるようで、例えば登山時木の陰ではほかの商品より劣ることもあるようです。
同等クラスの機種と比べると、以下の点においても優れていると思います。
- ズームはスムーズである。よくあるがたがたのコントロールはない
- 手ぶれ防止は効果的。超望遠でも手持ちは可能!
新宿エルタワーからの広角。真ん中右側にはサンシャインシティが見える |
サンシャインシティ(横500画素にリサイズ)。上と 同じ 場所・方面。超望遠(500mm)。 |
同新宿エルタワー。超望遠で撮った東京スカイツリー(横500画素にリサイズ) |
上記の等倍切り出し。画素がアニメ風に潰れている 上記のリンクにある他の作品例を見ればわかるが、 光条件が良ければ、つぶれの程度も少なくなる |
同じ位置からSamsungのTL500で撮影したもの(72mm相当) 同じ東京スカイツリーは如何に遠く見えるか分かる |
都庁北タワーからの広角 |
都庁北タワーからの東京スカイツリー(横500画素にリサイズ) |
都庁北タワーからの東京タワー(横500画素にリサイズ) |
六本木ヒルズ・大展望台から撮った東京タワー。三脚使用 夜景撮影には長時間露出にあまり不向きの印象。手ぶれ防止の誤差だろう |
都庁の前で撮ったスイングパノラマー。手持ち |
新宿野村ビルと損保ジャパン本社ビルの間で撮影 記録させたGPSの位置情報をグーグルマップ上で 表示させてみると以下の通りで、1,2メートルの誤差しかない! |
アリゾナのモニュメント・バレー |
同モニュメント・バレーの月だけを等倍で切り出したもの |
月を撮るには夜だけではありません 夕方500㎜相当ズームで撮ると、この通り雲とともに綺麗に撮れる |
多摩川から見た富士山 |
高層ビルと窓掃除の開始準備 |
窓掃除の開始準備は何のことか上記の写真であまりわからない? 500mm相当にズームインした風景 それで高い給料さえもらえればしたい仕事だろうか? どちらみしても、このスーパーズームの魅力を再び感じさせられる瞬間です。 因みに二つの写真とも原画像を横2048画素までリサイズしたもの |
DSC-HX5V用のNP-FG1/NP-BG1互換バッテリ |
(2013年1月15日追加)App StoreからiPod 4GにplayMemories Mobileをダウンロードし、DSC-HX30Vから76枚の写真をWiFi経由で転送してみました。計2,3分ですべて完了しました。iOsの「写真」アプリは、すべての画像を縮小してしまうためでしょうか、Androidへの転送よりずっと早かったです。iPod Touchでの利用ならば、かなり実用的だといます。
何と言っても、今までコンデジしか携帯していない時に、あっさりと諦めざるを得ない場面も挑戦できるようになりました。最高な画質は当然求めがたいが、スナップ写真としては、十分すぎるレベルです。
これだけ面白いカメラは、出しているのはソニーだけでしょうか。調べてみると、さすがに似たようなものもありました。厳密に言うと、似たようなコンパクトさに限る商品です。そういう意味では、ニコンの【COOLPIX P510】や、富士フイルムの【FinePix HS30EXR】、キャノンの【PowerShot SX40 HS】等は比較対象になりません。
一番近いのはパナソニックの【LUMIX DMC-TZ30】です。ズームは24-480mm相当の20倍光学ズームレンズと、GPS内蔵・連動である所はほぼ同じです。フルHDの動画は60Pで撮影できる、ランドマークデータベースがあり、マッチしたものは写真の属性に記録される、電子シャッター時の約60コマ/秒連写などは面白いです。マクロは3cmまでしか寄れない、GPSロガー機能がない、WiFi機能がない等はちょっと劣っています。超望遠の方の手ぶれ防止はどうかは気になります。センサーは1/2.33だそうですので、サイズはDSC HX30Vの1/2.3より若干小さいことになりますが、画素数も1530万画素で、ソニーの1820万画素より少ない分、一つの画素が受ける光の量はそう変わらないでしょう。さすが最大なライバルだけであって、相手の商品を強く意識した設計になっている印象です。
キャノンの【PowerShot SX260 HS】は25-500mm相当の20倍光学ズームレンズを搭載し、GPSは内蔵されています。ロガー機能もあります。WiFiはありません。
富士フイルムの「FinePix F770EXR」は25mm~500mm相当の光学ズームレンズ、内蔵GPSという点では、ほぼ同じです。GPSロガー機能はありませんが、前後撮り連写機能は面白そうです。またランドマーク情報もあり、目的地までの(直線?)距離も算出してくれます。因みに、少し前出た【「FinePix F550EXR」】は300mm相当までです。
ニコン(Nikon)のCOOLPIX S9300は25-450 mm相当の光学ズームレンズ搭載、GPSも内蔵されています。撮影写真に撮影地の名称情報を付加できるPOI設定を搭載しています。ロガー機能はないようです。
以下の商品は仕様的に近い部分はありますが、それぞれの理由で比較対象になりません。
リコーCX6は28~300mmのズームレンズが搭載されています。マクロも1cmまで寄れます。但し、GPSやWiFi機能はありません。そういう意味では、個人的には同じカテゴリには入れられません。
生産中止のキャノンの【PowerShot S100】はGPS機能はありますが、ズームは光学5倍です。
同様にソニーのDSC-HX9VはGPS内蔵で、16倍の光学ズーム搭載ですが、生産はすでに終了しました。
オリンパス、20倍ズームのスリムモデル「SZ-11」(25-500mm相当)。WiFiとGPSはありません。
(2013年4月10日更新)
キヤノン初のDIGIC 6搭載。動画に強い高倍率ズームコンデジ「PowerShot SX280 HS」発表。(焦点距離)フルレンジのコンデジにはキャノンさんもつい動き出しました。WiFi機能はあるが、GPSはないようですけど。
(2013年5月29日更新)
2013年 5月17日より、ソニーからDSC-HX30Vの後継機種DSC-HX50Vを発売しました。ボディはよりコンパクトで高級感溢れる上に、光学30倍(35mm換算で720mm相当!)ズームでさらに進化しました。しかも、GPS機能はそのままです!マクロは5cmまでしか寄れないのは仕方がないことです。光の条件により油絵的な画像になるは変わらないが、手振れ防止はさらによくなったそうです。後者は「5軸手振れ補正」機構のお蔭でしょう。従来の3軸に加えて、上下・左右方向の補正も可能になったそうです。
何より魅力的なのは、アクセサリとして、ステレオマイクロホンECM-XYST1MとXGA有機ELを採用した電子ビューファインダー(EVF) FDA-EV1MKも合わせて開発されたことです。これでプロ級並みの動画が可能になるのと、炎天下での撮影も楽になります。
手元のDSC-HX30Vがダメになったら、DSC-HX50Vを買うに違いありません!
(2012年10月15日更新)
しばらく使ってきましたので、不満な点と注意点も見えてきました。
まず、電源を入れてから撮影できるまでの時間は前使っていたモデルより早くなったのはいいですが、撮影してからの書き込みはやはり遅いですね。特にHDRかノイズ低減と思われる処理(いずれも非常に有難い機能でもあります)が入っている場合、さらに処理時間が増えて、次にシャッターを押せるまで、辛抱強く待つしかありません。シャッターチャンスが重要な時に、撮影モードを考えなければいけません。
次は、冒頭にあるGPS編のレビューにも書きましたが、GPSロガー機能は24時間以上の場合、古い順で上書きしてほしいです。今は、ロガーがオンになってから24時間立つと、そこまでのデータを綺麗にクリアしてから、新しく記録し続けるようです。
また、画素数ですが、無理して1800万画素にする必要がありません。どうせ画素が潰れるので、そう時期に1000万当たりの画素数に抑えた方はもっとも適切だと思います。但し、光条件は素晴らしく良い場合は、画素数並みの画質を得ることもあります。
さらに、電源ボタンは時には効きづらい場合があります。酷使しすぎたせいかもしれませんが、それでも、もう少し上部に作っていただきたかったですね。
撮影モードをダイアルですぐ切り替えられるのはよいことだが、変更後新しいモードの表示時間はとても長いです。というより、おそらくOKを押さないと、表示が消えないでしょう。それでは、モード変更後素早く撮影に入れないのは非常に困ります。
(購入してから約3か月後のアップデート)最近、電源ボタンを押すと、どうもすぐ半押しした状態になり、どこかにピント合わせし、それですべてロックされるようになったこともしばしばありました。それで、にっちもさっちもいかなくなり、バッテリを外してみても直らない時もありました。まれには、そのままシャッターを切れる時もあるが、一枚撮影してから使えなくなります。
総合的にみると、綺麗なボケこそは期待できませんが、幅広い焦点距離と照明条件をカバーできるコンパクトなカメラとしては、スナップ写真に手放せないものです。実際毎日持ち歩いていて、平均一日100枚以上撮っています。
(2013年1月30日更新)
愛用し過ぎたせいか、とうとうそのツケが回ってきました。レンズに段々埃が入ってきたようです!ズームすると、大きなゴミが写ってしまいます。詳細は「Dust in the Lens of DSC-HX30Vのレンズにゴミが出現!」をご参照いただければ分かりますが、結構ダメです。盛大に汚れています。最初は500mm相当の時だけでしたが、今は少しでもズームにすると、2,3個大きく映ってしまっています。ハイキングにいつも持ってい行っていますが、埃だらけというわけでもないような気がします。あと、いつも小さいカメラバッグ(『ゴミの写りこみ』 のクチコミ掲示板)には入れています。そのバッグが老化して埃の元になっているかもしれないし、価格.comでの口コミのように、製造過程に入っているものかもしれません。しかし、とうとう5か月でダメになりそうかと思うと、かなり痛い思いです。
(2013年2月5日更新)
パナソニックからTZ30が発表されたようです。撮像素子は1/2.33型総画素数1530万画素高感度MOSセンサー(原色フィルター)で、24-480mm相当のF3.3-6.4です。WiFiとGPS(ロガー機能あり)をサポートします!ニコンからWi-FiとGPS内蔵の光学22倍ズームモデル「COOLPIX S9500」を発表しました。有効画素数1811万画素の裏面照射型CMOSセンサ、35mmフィルム換算で25~550mm相当の光学22倍ズーム「NIKKORレンズ」を搭載です。コンパクトデジタルカメラの中では、今のところ超ズームのチャンピョンです。COOLPIX-S9500と本製品との比較は「Nikon Coolpix S9500 vs Sony DSC-HX30V 製品比較」をご参照ください。
2機種とも、HX30Vの強力なライバルです。
(2013年3月4日更新)
ソニーからさらなる技を披露してくれました。「DSC-WX300」(ブラック/ホワイトは3月15日発売)は「光学20倍ズーム搭載で、世界最小・最軽量※1を実現した」そうです。確かに外形寸法の「96.0 x 54.9 x 25.7mm(最薄部20.3mm)」はほかのどの類似機種よりもコンパクトです。が、GPSユーザーに残念なのは、GPSもダイエットによって削られてしまいました。
(2013年5月25日更新)
最近さらに調子が悪くなりました。ビューアモードで拡大表示させようとすると、なぜか縮小になってしまいます。半年も使っていくと、やはりガタが来ています。(2015年10月25日更新)
久々に探し出して、最近ジャンク屋で300円で購入したビデオカメラ用の2X望遠コンバージョンレンズで月を撮影しました。使い方は、手でそのコンバージョンレンズを20倍ズームにしたHX30Vのレンズの先頭に押さえ付けただけです。
以下コンバージョンレンズを使うBeforeとAfterの写真を2000X1500画素に切り出したものです。確かに2Xになったように見えます!
参考リンク
Sonyオフィシャルサイト DSC-HX30VDSC-HX30Vの素晴らしいロガー機能
20倍ズームだけじゃない、快適機能搭載のサイバーショット「DSC-HX30V」
SONY HX30Vのテスト(その1)
(サイバーショット DSC-HX30V)GPSログ記録時間
今人気の高倍率ズームコンデジ4機種をピックアップ。GWの旅行用コンデジは“光学20倍ズーム+GPS”で決まり!
撮影場所が分かる!GPSデジカメ特集 - 価格比較サイトconeco.net
1台選ぶならどれ? デジカメ一台選ぶなら高倍率ズーム付きのコンデジがおススメ【デジ通】